第12話
今日は仕事終わんないのかな…。
暫く長い回想に
どうせなら断られて傷つく前に自分から断りを入れて、自分を守りたい。
「今日はもう遅いんでまたの機会にお願いします。お仕事頑張ってください。」
打ったLINEの文章を何度か読み返して、思いきって送信ボタンを押した。
えい、呪文、防御、スカラ!!!
LINEはすぐ既読になり「わかった、また今度。」と素っ気ない一行が届いた。
はぁー。俺ってそんなに想われてないのこも。こんなこと考えちゃうなんて、自分ってこんなに恋愛に対して、ネガティブだったんだなー。
残ったジントニックを一気飲みして、俺はバーを後にした。
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