プリアンプ

@Nuuuiuuun

03030331

本の紙と紙の間に広がる無限の海 遠くにある氷塊からの溶け出し


川の上極彩色に届いてくる油膜たちの流れに乗り汚く泳ぐ米粒のようなペンギンの群れ


生垣に並ぶ葉の一つ一つの積み重ね足どり軽く下る朝露


雪の積もる家の床一面 踏まれず残る敷居の積雪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る