第13話 !!!!。

「要!?」


「お前、今日どれだけ大変だったと思ってるんだよ、あー、言いたい事が一杯ありすぎる!てか、何でいるんだよ!」


「いや、今日香から何か話聞いたんじゃねーかと思ってさ、放課後来てただろ?だから、お前の家付近で待ってたんだよ。」


「お前、怪しすぎ…改めた方がいいよ。色々と。…もういいよ、今日は疲れたんだ、頭整理したいし、明日にしようぜ、悪いけど僕、病み上がりだから。」そう言って僕はそのまま帰ろうした。ーーすると、ガシッと要に腕を捕まれた。


「何で、最近お前はそうなんだよ、いつも俺を避けてて、前はもっと俺たち違ったじゃん?」


10センチ位の距離でしゃべられて、僕は要の目を直視出来なかった。


「ほらっ、また!目をそらすっ、なんなんだよ!」


こんな至近距離で責められて、俺はどうしたらいいか分からなかった。何とか話を反らしたくて、この場を乗り切りたくて、頭をフル回転させる。


「お前、今日香ちゃん、泣いてたぞ!?お前の事なんか好きじゃなかったのに、無理矢理言い寄られて、付き合って後悔したって。元々俺の事が好きだったって言ってた。俺、ずっと好きな奴なんかいねーし、お前こそ、一体何やってるんだよっ!」


俺は恐らく顔を真っ赤にしながら、精一杯の抵抗を見せた。ーーすると、ムッとした顔をして、要が言った。






「香ちゃん?何その呼び方。気に食わねー。顔真っ赤にしながら、俺の事好きな癖にっ。」







ーーーーーー!!!!!!

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