第13話 !!!!。
「要!?」
「お前、今日どれだけ大変だったと思ってるんだよ、あー、言いたい事が一杯ありすぎる!てか、何でいるんだよ!」
「いや、今日香から何か話聞いたんじゃねーかと思ってさ、放課後来てただろ?だから、お前の家付近で待ってたんだよ。」
「お前、怪しすぎ…改めた方がいいよ。色々と。…もういいよ、今日は疲れたんだ、頭整理したいし、明日にしようぜ、悪いけど僕、病み上がりだから。」そう言って僕はそのまま帰ろうした。ーーすると、ガシッと要に腕を捕まれた。
「何で、最近お前はそうなんだよ、いつも俺を避けてて、前はもっと俺たち違ったじゃん?」
10センチ位の距離でしゃべられて、僕は要の目を直視出来なかった。
「ほらっ、また!目をそらすっ、なんなんだよ!」
こんな至近距離で責められて、俺はどうしたらいいか分からなかった。何とか話を反らしたくて、この場を乗り切りたくて、頭をフル回転させる。
「お前、今日香ちゃん、泣いてたぞ!?お前の事なんか好きじゃなかったのに、無理矢理言い寄られて、付き合って後悔したって。元々俺の事が好きだったって言ってた。俺、ずっと好きな奴なんかいねーし、お前こそ、一体何やってるんだよっ!」
俺は恐らく顔を真っ赤にしながら、精一杯の抵抗を見せた。ーーすると、ムッとした顔をして、要が言った。
「香ちゃん?何その呼び方。気に食わねー。顔真っ赤にしながら、俺の事好きな癖にっ。」
ーーーーーー!!!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます