第14話 人間って…。

今日も仕事でした。

昨夜は薬を飲んだ影響で、眠くて仕方が無かった。

安定はするし、イライラも抑えられるけど、薬に操られていると

思うとなんか嫌です。

それにしても、お昼休みの1時間は貴重な時間であると

しみじみ実感してしまう。

この1時間が無ければ、私は仕事を辞めているかもしれない。

会社には、注文をすればお弁当も持ってきてくれる

サービスもあるのだけど…。 あるのだけど? けど?

値段は安く、とても魅力的…。

でも、お弁当を買うと言う事は会社で食べないといけない。

それはつまり、食事をする時まで人間の中に居なければ

ならないと言う事。

そんな地獄、耐えられません。

だから、私は昼の1時間の休憩は車の中に引きこもっています。

一人で居られるから…。

今日は眠くて、車の中でも少し仮眠をとってしまいました。

完全に寝る事はありません。

目を閉じて、ゆっくりとした時間を過ごすだけです。

車の中と言っても安心は出来ません。

凶器で車のガラスをぶち破ってくる人間に襲われるかもしれません。

常に警戒体制の私には、心休まる時間は無いのです。

本当に人間が怖い。

この思考の治し方が、私には分かりません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る