第5話 薬の量が少なくても…。

もとから飲んでいる薬の量が最低限で少なくても

断薬と言うものは相当な精神的ダメージを受けてしまう。

台所に包丁が置かれているだけで、命を狙われているように

感じてしまう終わった思考回路。


仕事に行けば事務所と言う牢獄。

無神経な上司に冷たい先輩。

まぁ、私がその様に感じるだけかもしれないけれど…。


無神経な上司、冷たい先輩。

その言葉に毎日、心を傷つけられてしまう。

私に言葉を投げかけないでほしいとすら思ってしまう。

私はもう、傷つきたくは無いのです。

誰とも関わらなければ、傷つかなくて済むのです。


別に上司も先輩もパワハラと言う訳ではありません。

ただ、私にとっては傷つくだけなのです。


私は、上司も先輩も、いつ私の命を狙ってくるのか

分からないので、とても恐怖なのです。


法律で罰せられないなら、私は身を護るために

間違いなく先に手を出していると思います。


人の心が読めたら、どれだけ楽か…。

でも、私の心は他人には読まれたくはありません。


人の心が読めて、敵意を感じなければコミュニケーションも

とれそうです。

敵意を向ける人間に関わるほど、バカバカしい物は無いですから…。


断薬4日目、なんとか離脱症状は落ち着いてきたかもしれません。

近いうちに波は来そうです。

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