準)No.2「派遣駐在員と現地採用の違い」その差はデカイ

 ※  表題の前の 【準】ってのは(準備)の準です。

     【衣】【食】【住】【遊】【仕】etcなどカテゴリの略です。


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【派遣駐在員】


 というのは、今現在、働いている会社の他の国にある「支店」や「工場」に会社の命を受け当該地に勤務する形態を指して言います。


 よって。会社命ですので、会社があれやこれやと世話を焼いてくれたり特別手当をつけてくれたりと、一定の「待遇」で行かせてもらえます。

 その中身はおいおいまたお話しますが、大企業と中小企業では「待遇」の内容も違います。


 一例で言うと、

 1)就労ビザの取得

 2)現地で住む場所の確保(家賃も会社負担)

 3)通勤用の車の支給(専属運転手付きもあり)

 4)家族同伴の場合は子供の日本人学校の手配

 5)日本の銀行には今まで通りの給料が振り込まれ別途、現地での給与も現地で支給される。

 6)海外赴任手当などの支給


【現地採用】


 「現地採用」というのは、海外の支店や工場の人事(総務)が募集し採用された社員のことを言い、主に日本人のことを指して言います。(現地人は普通に社員ですから)

 従って、現地採用枠で働く場合は日本の会社の「給料」「福利厚生」の恩恵は受けられず、あくまで内での「待遇」となります。


 ただ、現地採用でも二つに分かれることがあります。


 1)給料の全額が現地通貨で支払われる。

 2)親会社のある国(日本)の指定銀行に日本円で幾らか、残りを現地通貨で現地で受け取る。この場合、若干の親会社規定の福利厚生を受けることができることもあります(それは契約の際の条件で交渉)


 日本から海外に出て、そこで直接就活して採用されるのがこの「現地採用」ってことですかね。この採用形態の場合「就労ビザの取得」以外の会社補助はほとんど期待はできません、採用時に確かめておくこと。


【激生情報】 


 現採(現地採用)の現実は厳しいです。それなりのスキル(タイ語やIT知識、専門技術者)がないと、ある仕事と言えば、テレアポの類ばかり。

 タイの法律では日本人には50000バーツ以上支払わねばならないという規定もありますが、現実は20000〜30000バーツ(1バーツ=3円くらい)程度。それなら海外で働く意味は薄いっすね。





 |.............λ   じゃ、今日は、ココまで。

                       by ピエ太


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