ボランティア系男子大学生のESを添削してみた

今回は『企業に就職して、社会で働くことについてどのように考えていますか』

という問いに対してのESを見ていきたいと思います。


質問自体がかなり曖昧なので、書き手側としては非常に辛いものがあります。

ただ、これに似た質問は、教育系の企業では多く出てきます。

まずは具体的にどういったESが書かれているのかを知り、本番に活かせてもらえると嬉しいです。


<before>

私にとって社会で働くことは、その時代や環境に応じた価値を提供し貢献するということです。どのようなものが求められるのかは、時代や場所によって変わります。常に求められていることを主体的考えることによって、新しい価値が生まれてくると思っています。このことは、私が1年間地域社会と学校に<ボランティア>という貢献活動を行った際に気づきました。実際にその地域に訪れ様々な人と関わることで、そこでは何が求められているかを知り、考えて行動しました。社会で働いても周囲の状況にアンテナを張り行動していきたいと考えています。



<after>

社会で働くことは、未来がより良いものとなるため、時代や環境に合わせた価値を提供し貢献するということです。時代や環境によって求められる商品やサービスは変わってくるので、求められているものを主体的に考えて、未来につながる働きをしていきたいです。

また、様々な人との関りを深めていき、何か問題が起きた時に協力して解決していくことやお互いを助け合える雰囲気づくりを意識していきたいと思います。このことは、半年間のインターンで就学前の子どもを対象にしたワークショップの企画・運営をしていた時に学びました。半年後の実施に向け、皆で準備を進めていきました。しかし、準備が進むにつれて、遅刻をしたり、分担された仕事を行わなかったりするメンバーが目立つようになりました。そこで私は、連絡と報告の徹底や1人1人の負担を考えた分担の見直しを提案しました。その結果、会議の日が近くなったらお互いに連絡を取り合うことや皆で補い合って仕事をするなどの協調性が生まれ、より良い雰囲気で準備が行えました。

企業に就職して社会で働く時には、このような事をさらに意識していかなければなりません。1人で取り組むのではなく、連携して取り組むことが社会で働くことで不可欠であると考えます。

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