アルマース[魔生機甲]

 第一部外伝で登場。

 警務隊の新正式採用魔生機甲レムロイドの1機種。

 警務隊からの依頼で、内密に【アーカディアン機巧】という工房が製造。

 西洋鎧を思わすナイトタイプと呼ばれる基本デザインを基に、その装甲を軽量化してスマートに変更し、【ヘキサ・バレル】(もどき)を装備した中距離狙撃型魔生機甲レムロイド

 右手の先につける【ヘキサ・バレル】の標準のため、右腕の手首に【第三の目サイティング・アイ】を持つ。

 中距離狙撃型とうたわれているが、これが作られた時点で警務隊に長距離狙撃型は存在しない。

 【アーカディアン機巧】としては、【ヘキサ・バレル】の本来の性能を生み出せば、もっと狙撃距離を伸ばせると考えていた。

 そのため、アルマースは中距離型と設定された。


 しかし、残念ながら第一部外伝では、容姿を描かれる前に倒されてしまっている不幸な機体。

 全体的に出来損ない感がぬぐいきれないが、コストパフォーマンスがよく、第一部外伝以降では警務隊で多用されることになる。


 ちなみに、【第三の目サイティング・アイ】の元ネタは、世代セダイが生んだものだが、そのネタも第一部には描かれていない。




■名前の由来


「おい、開発主任。この機体は半端すぎないか?」


「お言葉ですが、社長。今の技術のすべてを詰めこんだ最新機ですよ!」


「だがなぁ……これで、活躍の場はあるのか?」


「うっ……」


「どうなんだ? 運用計画はあるのかね?」


「も、もちろん! よ!」


「あ、あるまーす? …………ぷっ!」


「あわわっ! ちょっ、ちょっとかんだだけ――」


「よし、この機体の名前は【アルマース】だ!」


「えー――っ!!!!!」




■元ネタ


「機巧操兵アーカディアン」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882206044

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