第3話
花火side
目が覚めたらきっと花火のことわすれてる。
最後のあの子の言葉が嘘じゃなければ…。
幼稚園から一緒だったはるか。
でもこの子がこんな長い眠りにつく前
最後に私に言ったの。
「ねぇ、あなた、だぁれ?」
だから覚悟できてた。
目が覚めてくれて本当に嬉しかったの
だからこそ、不思議そうな顔して花火のことみてたときちょっと辛かったよ。
でも、はるかのこと好きだから。
泣かないもん。
また1から、
始めようね。
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