タイトル(未定)
クロマメ
プロローグ
ターン、ターン、ターン。
メトロノームの音が鳴り響く中。
俺は、とある三人を前にして、はぁと溜め息を溢していた。
その三人と来たら本当にもぅ………。
俺は三人の方に視線をやる。
「ユキヤッ!この店長様の私に、一刻も早く温かいお湯を持ってきなさいよ!!」
「ユ、ユキィ………食器が、また、食器が勝手にぃ………」
「また新作の料理ができましたわ!さぁユキヤ様、御召し上がりくださいませ‼この、『キノコぶちゃもりスープ』を‼」
何で店長のくせに働いてないんですか、とか。
食器が勝手に割れるわけ無いだろ、とか。
キノコぶちゃもりって、もう完全に毒味ですよね?とか。
言いたいことは山程あったのだが、そんな気持ちは抑えておいて。
俺は、溜め息を吐き。
「早く
叫んだ。
この三人への不満を込めて。
何よりも。
───────────
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます