遠くへ行く君が
別に強くなくたっていいじゃんか
君は背伸びしてそう言った
僕は机に怠く突っ伏したまま
「なんでだよ」ってポロポロと
別に弱くたっていいじゃんか
君は鞄背負ってそう言った
僕は下駄箱に手を突っ込んだまま
「馬鹿だよな」ってボロボロに
明日になったって
強くなれる自信はないさって
知ってるって
だから願ってるんだって
一年経ったって
強くなれる保証なんてないや
だから、僕は
空を飛んでく烏を見ていた
そこには何も無かったんだ
ただ、隣には君がいて
そこで君は笑ってるんだ
空を結んだ虹を見ていた
そこには何も無かったんだ
ただ、ここには僕がいて
そこで僕は笑ってんだ
それだけだ
花を咲かせなくても
葉っぱがきらりきらりと
笑ってる
花を咲かせないと
周りで待っている葉っぱが
少し可哀想だよ
空を飛んでく君を見ていた
そこには君がいたんだ
だから、僕は精一杯
手を振って、空見上げて
空を飛んでく烏を見ていた
そこには君はいなかった
だから、僕は一人で
また、地で泣いてる
空で待つ君を追いかけて
空で舞う君を追いかけて
地の僕は一人手を振って
遠くへ行く君が/歌詞
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