第04夜 ヨネシロ街
自転車で街を走っている。
いかにも日本的な、都会と田舎の中間層と言った街並みだ。
ここはヨネシロ街と言うらしい。
(実際に米代町という場所はあるらしいが、この夢を見た時点では知らなかったし当然行ったこともなかった)
民家や建物の屋根はどういうわけか、その全てがくすんだピンク色で塗られている。
京都の一部のエリアの建物や電柱が、茶色一色で統一されているのと同じ感じだ。
しばらく自転車で進んでいくと、公園の中に入ってしまう。
森林公園タイプの、緑が多い大きな公園だ。
歩けるように調整はされているが、背の高い木々がたくさん植わっているので少し薄暗い。
自転車で進んでいくと、カラフルで巨大なウミウシのような生き物が何匹も地面を這っていた。
何人かの子どもたちもそこで遊んでいる。
さらに進んでいくと、森林の中に一軒の茶色いロッジのような建物が見える。
中に入ると、そこはヨネシロ街の役人の詰め所ということらしい。
五十代から六十代くらいのおじさんが何人かそこにいた。
部屋の隅には透明な戸棚タイプの冷蔵庫が置かれていて、この地方の地酒が何本か収納されていた。
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