第10話 How does it feel?




よく聞くと想うけど

“体内リズム”ってあるやん?




その人が生まれつき持ってる

天性のリズム



ドラマーやパーカッショニストなら

それは顕著に判るんだけど


“体内メロディ”ってあって



自分が持って生まれて来た

一番落ち着く

音の羅列があるんよな。



何気なく何も意識なく

口ずさんでたり

最後には必ず

辿り着いてるメロディ。



俺にとってそれが一番多いのが

CHARAちゃんのうたで


純粋に音だけでいうなら

VANHALENの音なんやけど



その二人じゃなくて

唯一


そぅやなぁ…


30年ほど

週に3回は必ずうたってる歌が

この曲。



歌詞がすごいんじゃないし

TOTOの中でも

別格にヒットしたわけでもないし

商業的にも

全然売れんかった1984のAlbum

『Isolation』の中の

ギタリストのルークが書いて歌った

何でもないラヴソング。



何がそう想わせるのか

分からんのんやけど

ほんとなぜか

いつも必ずうたってるんよね



すごく落ち着く


大切な曲。




朝が来た

何だか遠く想えるよ

前に感じた気がするけど


ひとりきり。

日の光が僕を焼く

もぅ痛みなしで生きられはしない


僕の胸に居る君と

僕たちが

話したこと全てを想い返してる


でも

その言葉たちはただの

後悔ばかりで

なぜ君は行ってしまったのかって。



僕をバラバラにやっつけたのは

どんな気分?


これが君の愛なの?

それとも

単にふられただけ?


どんな気持ち?


僕がまた

悲しんでるのを見るのは。



TOTO『How does it feel?』♪

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