第35話

シャトルで急ぎホージョー邸から出発した俺達は、降下ポイントのユニコーン族の城の前付近に到着した。


「現れろ!ガイバーン!」


「了解!」


ガイバーンはシャトルに並行する様に現れた。


「ガイバーンはシャトルの援護を頼む!」


「了解!」


「リディアンさん、敵の数は?」


「敵の鉄巨人は百体以上です!

空中強襲揚陸艦クラス3隻空中巡洋艦クラス2隻、あ!敵機多数接近です!」


とリディアンさんが叫んだ!


「ジャンドゥの空飛ぶ船を拿捕しては頂けないでしょうか?」


俺達はディーナさんに天井界に攻め込む為の、揚陸艦の拿捕を頼まれ俺達は了承した。


「ホージョーさん!いや軍曹!高度を下げて!俺達が降下したら、ホージョー邸に帰投してくれ!」


「了解!」


「皆を頼む!」


「少尉殿、御気を付けて!」


「了解!」


「では先に出ます!」


とディーナさんが言った


「気を付けて下さいね。」


と其に応えるリディアンさん


「貴女方も!」


と言い残しディーナさんはシャトルを飛び出した!其を見た軍曹は敬礼し、見送った。


ジャンドゥ空中巡洋艦艦橋内


「テンゲン艦長!また奴が来ました!其と輸送機らしき飛行物体が接近中!」


「直に航空機隊を向かわせろ!」


「了解!」


勇太達の部隊


ガイバーンは多数の敵機を多弾頭ミサイルで迎撃し始め


「打っ放すよぉ~!」


とクローディアもシャトルの対空ミサイルで迎撃し始めた!


「こらー!真面目に遣らんかー!」


と軍曹がクローディアを怒った


「てへ!」


と舌を出すクローディア

おいおい


ユニコーン族の城壁上


「ガイバーン殿等が来てくれたで御座る!」


「空飛ぶカラクリを殲滅してくれたで御座るよ!」


シャトル内


「目標ポイントに到着しただに!」


「了解!降下準備!」


と俺はニャーニャに指示した

其の時ガイバーンから通信が入り


「気を付けろ勇太!ミラージュが使えない今は視界が360度見れないし、脳での操作が出来ない!モニターと操縦管で動かすんだ!」


「解ってる、まさか今まで飾りだと思っていた物を、使う事に成るとは思わなかったよ!」


「勇太!下部ハッチ開放だに!エントリーアーム、ロック解除だに!」


カチャ!


(※1のネタパターンと※2のシリアスパターンを用意しました。お好みでお選びください。)


※1

「了解!ごめんなニャーニャ、あんな事言って置いて巻き込んでしまって・・・」


「気にしなくて良いだに!その代り・・・・

褒美にニンジンを頂くだに・・・」


「・・・タ〇モキャットかい!」


「何の事だに?」


「何だっけ?」


「はよ行かんかい!」


軍曹に怒こられた


「エントリーアームパージ!」


ガチャン!パシュ!


「ソードワン降下する!」


ヒュュュュュュュュュュン!


「ハニッサ!エントリーアームロック解除だに!」


カチャッ!


「了解!エントリーアームパージ!」


ガチャン!パシュ!


「ソードツー降下するぜぇ!」


ヒュュュュュュュュュュン!


其の時通信が入り


「御武運を!」


勇太達を敬礼で見送る軍曹

※1おわり


※2

「了解!ごめんなニャーニャ、あんな事言って置いて巻き込んでしまって・・・」


「気にしなくて良いだに!元々付いて来るつもりだっただに!」


「うん・・・ありがとう・・・

エントリーアームパージ!」


ガチャン!パシュ!


「ソードワン降下する!」


ヒュュュュュュュュュュン!


「エントリーアームロック解除だに!ハニッサ!」


「了解!ニャーニャ、お前さんはそそっかしいから、軍曹いや御嬢の言う事を良く聞くんだぞぉんー?」


「解っただに心配ないだに!」


「よし!良い子だ!

エントリーアームパージ!」


ガチャン!パシュ!


「ソードツー降下するぜぇ!」


ヒュュュュュュュュュュン!


其の時通信が入り


「何を死にに行く様な事を言って居るのだ貴様等ー!貴様等はユニコーン族を救いに行くのだ!」


と軍曹が激を入れた!


「済まなかったよ軍曹!行って来る!」


「御武運を!」


勇太達を敬礼で見送る軍曹

※2おわり


ジャンドゥストライクランダー

士官パイロット


「奴等のストライクランダーが降下して来るぞ!打て打て!」


と地上のストライクランダーが対空ミサイルを発射した!


「そうはさせないぞ!」


とガイバーン空から飛行形態で対地ミサイルで迎撃援護して、降下ポイントの周囲の敵を10体以上撃破して行った。


ジャンドゥパイロット


「何て奴だ!奴がストライクランダーに変型したぞ!」


城壁上のユニコーン族の兵


「ガイバーン殿が鉄巨人に変わられたで御座る!」


そしてストライクランダー形態に変型して、アサルトビームライフルで迎撃しつつ降下した。


降下中の勇太達のストライクランダー


「ブースター噴射!」


キュィィィィィィィィィィン!


ズシュュュュュュュュュュュ!


ゴォォォォォォォォォォォォォ


「エアブレーキ展開!」


ウィィィィィン


ガ、チャン!


キィィィィィィィィィィィン


ガチャン!


プシュュュュュュュュュュ!


「タッチダウン!」


俺とハニッサさんはユニコーン族の城の城壁の前に着地した。城の前には既にジャンドゥのストライクランダーの残骸が沢山在った。


城壁の上ではユニコーン族の魔道士が、光の矢の攻撃や電撃系の魔法攻撃をしているのが見えた。


「100対2かぁ、ふん!燃えて来るじゃないかぁんー?」


「いや!3だ!」


とガイバーンがストライクランダー形態で降下して来た


「ガイバーン!ソードワン、ツーにミサイルポッド、ビームキャノン、ビームランチャーをマテリアルチェンジで装備してくれ。」


「了解!マテリアルチェンジ!ミサイルポッド、ビームキャノン、ビームランチャー!」


そうガイバーンが叫ぶと

俺とハニッサさんの機体に装備された


「ソードツーは左翼の敵を掃討して下さい!俺は中央の敵を掃討します!ガイバーンは右翼を!」


「了解!」


とガイバーンとハニッサ


操縦に若干タイムラグが起きてるな、慣れれば何とかなるか。ハニッサさんは軍曹に操縦を仕込まれた様だけど。


「早速敵が撃ってきたぞ!」


とガイバーンの一声と共に

俺達は多少の損傷を負いがらも射程のあるビームキャノンと、威力のあるビームランチャーで掃討して行った。

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