第5話 ペットショップの光景
黒い点のやつが ここはペットショップだと教えてくれた。そして巨大な生き物が人間という事も。
人間について考えてみると、確かに それらしき者が来ると狭小住宅の仲間は みんな そわそわする。
きっと、自分を選んでもらうようにアピールしているんだ。
人間もアピールしている仲間に近づいていく。ただ、仲間が すぐに買われていく事はなかった。人間があちこち動いて結局、仲間を買わないでいなくなるっていう光景が多い。
その人間だが大きい者から小さい者もいた。小さい者はにぎやかで、ぼくたちより大きい声を出したりする。なんて言っているのか わからないが ぼくたちが聞いて心地よい声の時もあるが耳が痛くなるほど大きい声の時もある。
なんで?って思っていると、また黒い点のやつが「あれは人間の子供が人間の親に おねだりしているんだ。」と教えてくれた。
おねだり?って何だろう。
黒い点のやつは ぼくがわからない言葉を いっぱい知っている。いろいろ 教えてくれるけど、しつこく聞くといやになるのか、教えるのをやめて あくびをして寝だす。
まっ、ぼくも すぐ居眠りするけど。
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