◆ くすりの効果①

突然、女性の悲鳴が聞こえた。

遠くの方に人影が見える。

走って向かったが一向に距離が縮まらない。百倍のくすりを飲んだ。

走ったらすぐ着いた。

◆ くすりの効果②

女性の周りに倒れた鎧の騎士たち。取り囲む野盗たち。

「なんだお前はー！いつの間にそこにいた！」と言いながら野盗の一人が剣で切りかかってきた。

とっさに右腕で顔を覆うと剣が折れた。

ア然としているので、軽く押したら、5メーターは飛んだ。

◆ お礼は断るモノ

「ひいー！助けてくれー！」と言いながら野盗たちは逃げ出した。

倒れている騎士たち全員にまんたんのくすりをかけてまわった。

兵士たちは全員復活した。女性にスゴく感謝されて「ぜひお礼をさせてください」と言われた。

「ちょっと待って」と言って導きの枝を倒してみた。「君の行き先は？」女性が指を指す。

90度ずれていたので、お断りした。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい