第241話 これ嗅いどきとはなんぞや
はいこんにちは~。
3月だというのに妙に寒い日が続いておりますね。
みなさまご体調などくずされていませんでしょうか。
なにをするにも、まずはなにより体が資本。ともに日々のメンテナンスに気を遣ってまいりましょう~。
さてさて。
今回の話題はこちら。
このところ、とにかくずーっと家でリモートワークの日々なダンナ。
先日、お風呂の湯舟で目の前が暗くなって危なくなったのでしたが、そちらもすぐにお医者さんにかかって「問題ないよ」とお墨付きをいただきました。ひとまずは安心しております。はあ、びっくりしたわ……。
てなわけで、ひきつづきつづれ家はのんきにやっております。
んで。
わたくし昨日はたまたま、早めに出るかわりに早めに帰宅する日でした。
眠いときは帰りに交通機関の中で半分寝そうになったりすることも多いんで、昨日はもう「帰ったらゼッタイに寝る!」と心に決めて帰宅しました。
ダンナに作ってもらったお弁当の弁当箱を洗ったりなんだりして、仕事中やけどときどきこちらに突き出してくるダンナの頭をスペーンてしてみたり、なでなでゴシゴシしてみたりしてから「さ、ちょいと寝よっかな~」とこたつから立ち上がりかけたところ。
なんやいきなり、ギュッと服に重みがかかった。
いやすぐわかりましたけどね。
こたつで仕事中のダンナが私の服の
なさけない声で「いかないでぇ~」って言うし。
いや、わざとやけども。
「いややぁ! 寝るぅ!」と叫ぶわたくし。
でもダンナが服をつかんどるもんで、動くに動けへん。
しょーがないので、ひっぱられていたもこもこのちゃんちゃんこ(っていうんかなアレ?)をスルッと脱いで、ダンナの顔にむぎゅっと押し付けました。
「コレでニオイでも嗅いどきや!」
「うええ~ん。くすんくすん」
と泣きマネしつつも、それを私の言うたとおりにくんかくんかして、また仕事に戻るダンナでございました……。
なんなんや、まったく。
え、わたくしですか?
もちろん寝室へいって寝ましたともさ! うはははは。
そういえば、なんやありましたね、平安貴族の恋愛で……源氏物語かな?
男が恋する女性に言い寄るも、女性がそれを避けて上の衣をするりと脱いで男の手に残して去る、みたいなシーンが。
ま、わが家はそんな奥ゆかしくも
あ、そうそう。
ついでにもうひとつ。
夕方にやっと起きていったら、そろそろ仕事が終わるダンナがこれ見よがしにメソメソしつつ、私の残した上着をスンスン嗅ぐマネをしてましたとさ!
ちゃんちゃん。
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