第239話 「キレイダヨ」とはなんぞや


 はいこんにちは~。

 今日はまた風呂の話やけど、こないだのつづきっぽいとこもあるんでこちらで。

 

 いつものように、今日も今日とてダンナが入った後から風呂に入るわたくし。

 本日の入浴剤は例の白くてミルクのようなカ●ピスのようなやつ。


「おお。今日は〇さんが由美かおるさんになる日やね!」

「……うん」


 それで会話が成立しとるとこが我が家である(笑)。

 ダンナ、一緒に湯舟につかりつつ言った。


「あ。こないだの『ぽっちゃり』読んだよ」

「さいですか。もうアレやね。ほとんど我が家の日記になっとるよね~アレ」

「同人誌にしたら売れるんとちゃう?」

「わははは。ほんでお客さんに身分証明見せてもろて、18歳以上の方にだけは『うらぽっちゃり』の小冊子つきバージョンを販売するねんな!」


 「うらぽっちゃり」と言うのは読んで字のごとく「うら」の「ぽっちゃり」。

 こっちではちょ~っと書きにくいかな? と思うネタを裏側で書かせていただいとるやつです。あ、18歳未満のお客様はお断りなんで、そこんとこはよろしく!


「ほんでも、楽しみにして開いてみたら『なんやこれ。大したことないやん』てなるやつやんね。基本、風呂ネタばっかやし」

「せやね!」


 ダンナ笑っている。

 お湯をぱちゃぱちゃと、いつものとてもきれいなお肌の肩あたりに掛けている。


「いや~、その肌ほんまなあ。そこ『だけ』切り取って流したら、絶対どっかのオトコが『ウッヒョオオオ!』って大喜びするやつやで」


 いやほんまに。

 どう見ても「60ちゃいの男子の肌」とちゃうもんね。


「へへ。きれーいに剃りあげとかなアカンね」

 と言うので、私は言った。

「いやいや。……キレイダヨ」


 この「キレイダヨ」は、要は二の線……二枚目系な言い方をしたと思ってください。

 ダンナ、グッと両手の親指をあげてサムズアップ。


「いや『グッ』やないねんて。ちゅうかふつー逆ちゃう? 『キレイダヨ』はふつー、ダンナがヨメに言いませんかね?」


 詰めよーとしたら、そそくさと出ていかれました。

 いやちょうどもう上がる時間やったからやけどもー。

 なんやねーん。

 そこはアナタもワタシに向かって「キレイダヨ」があってよさげなとこやーん!


 てなわけで、またもや今夜のあっほあほでした~。

 ちゃんちゃん!

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