貧乳くんと私。
最後は貧乳くん。
2人と同じように、私の家まで連れてきて、2人きりになったところで、
「ねえ、貧乳くん。おっぱい見せて」
貧乳くんにそんなお願いをしてみると、貧乳くんは不機嫌な表情をして、
「嫌に決まってるじゃない! あと、あたしには
そう言って、頬を膨らませていた。
おっぱいを見せてと言って嫌がるってことはもしかして、
「ねえ、貧乳くん。まな板見せて」
おっぱいなんて自分にはなくて、私の胸はまな板なんだという抵抗なのかもしれない。
すると、貧乳くんは更に怒った表情になり、
「誰がまな板よ! あたしにだって、その……紗和とかさくらとか恵美のような大きさじゃないけれど、ちょっとはあるんだから!」
「だったら見せてよ。貧乳くんのおっぱい、見てみたいなぁ。大丈夫、ここには私と貧乳くんの2人しかいないから」
何とかして貧乳くんのおっぱいを見せてもらわないと、巨乳、美乳、貧乳のどれが一番いいおっぱいなのか判断がつかない。
「……あ、あたしのおっぱいを見せても笑わない?」
「うん、笑わないよ」
おっぱいが小さいことにコンプレックスに感じている貧乳くんが可愛くて仕方ない。笑うつもりなんて全くない。
「じゃあ、脱ぐから待ってて」
貧乳くんはそう言うと着ていたTシャツを脱ぐ。すると、桃色の下着に包まれた貧乳くんのささやかなおっぱいが。
「ど、どう? あたしのむ、胸を見て……」
「小さいけれど、とっても可愛いと思うよ」
巨乳ちゃんのたわわなおっぱい、美乳さんの美しいおっぱいも魅力的だけれど、貧乳くんのささやかなおっぱいは可愛いな。貧乳はステータスと言われているのも納得である。
「じゃあ、下着も外そうか。私は貧乳くんの全てを見たい」
「……うん」
貧乳くんがゆっくりと下着を外していくと、貧乳くんのささやかなおっぱいとこんにちは。
「まったく、まな板は最高だぜ!」
ささやかで健気なおっぱいを目の前にして興奮してしまい、思わずそんなことを叫んでしまった。
「だからまな板言うなああっ!」
涙目になって貧乳くんはそう言う。
けれど、そんなことを言っても、まな板はまな板のままなのだ。
「貧乳くん。君は全然まな板のスゴさを分かっていない」
形あるおっぱいもおっぱいなら、形なきおっぱいもまたおっぱいなんだ。
「スゴさって何なのよ」
「……ひたむきなところかな。あと、可愛いところ」
「本当に可愛い?」
「……とっても可愛いよ」
可愛いって言っていると、まるで貧乳くんを口説いている感じだな。貧乳くん、とっても嬉しそうな笑顔を見せているし。でも、貧乳くんのおっぱいが可愛いのは事実。
そして、貧乳くんのおっぱいに触れる。まな板のように固く感じられるけれど、若干の柔らかさも感じられる。うん、まな板はいいぞ。
「ほら、私の手で貧乳くんのおっぱいが収まった。そこがまたいい」
「……まあ、紗和がそう言うなら、そうなんでしょ。でも、他の子にあまりそんなことを言わない方がいいわよ。その……まな板とか貧乳って。人によるけど、心を抉ることもあるんだから。言葉を選びなさい」
「ご忠告どうもありがとう」
「それで、他にしたいことはないの?」
「……顔を埋めたいけれど、埋めるほどないからなぁ」
「言葉を選びなさいって言ったばかりでしょ! もう! こうなったら、あたしがあんたの胸に顔を埋めてやるんだからっ!」
貧乳くんは不機嫌な表情でそう言うと、私の胸に顔を埋めてきて、頭をすりすりされた。まったく、貧乳くんは可愛いな。
貧乳くんのおっぱいを色々と検証したけれど、貧乳は最高だ。
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