けだものフレンズ
真の永久超越者
ゆかいなフレンズたち
巨人の一つ眼の海
第1話 三匹のホモ
すごーい! ここは吉崎観音先生が用意してくれた、たくさんのフレンズの遊び場なんだね。
たのしー!
全力で遊んじゃうよ。「破壊神を破壊したーっ!」みたいなパワーワードを振りまわしちゃうよ。
わーい!
―――――――――
むかしむかし、あるところに三匹のホモがいました。三匹はきょうだいでしたがなかがわるく、いつもけんかばかりしていました。
三匹はきれいなホモではなく、みにくいホモだったのです。それなのにきれいなホモばかりがすきで、みにくいきょうだいのことをきらっていました。
三匹はそれぞれ家をたてて、いつかきれいなホモがくるのをまつことにしました。いちばんうえのホモはワラの家をたて、にばんめのホモは木の家をたて、さんばんめのホモはレンガの家をたてました。
あるひ、おなかをすかせたオオカミがやってきました。
オオカミはワラの家のとびらをたたいていいました。
「かりごっこをしよう」
なかにいたいちばんうえのホモがおびえてこたえました。
「たべないでください」
オオカミがこたえました。
「たべないよ」
「ほんとうに?」
「たべたりしないよ。かりごっこがだいすきなんだ」
いちばんうえのホモはあんしんして、そっとむねをなでおろしました。すると、もしかしてきれいなホモがやってきたのかもとおもえてきました。うかうかしていると、きれいなホモがほかのきょうだいのところへいってしまうぞとかんがえました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます