けだものフレンズ

真の永久超越者

ゆかいなフレンズたち

巨人の一つ眼の海

第1話 三匹のホモ

すごーい! ここは吉崎観音先生が用意してくれた、たくさんのフレンズの遊び場なんだね。

たのしー!


全力で遊んじゃうよ。「破壊神を破壊したーっ!」みたいなパワーワードを振りまわしちゃうよ。

わーい!


―――――――――


 むかしむかし、あるところに三匹のホモがいました。三匹はきょうだいでしたがなかがわるく、いつもけんかばかりしていました。

 三匹はきれいなホモではなく、みにくいホモだったのです。それなのにきれいなホモばかりがすきで、みにくいきょうだいのことをきらっていました。

 三匹はそれぞれ家をたてて、いつかきれいなホモがくるのをまつことにしました。いちばんうえのホモはワラの家をたて、にばんめのホモは木の家をたて、さんばんめのホモはレンガの家をたてました。


 あるひ、おなかをすかせたオオカミがやってきました。


 オオカミはワラの家のとびらをたたいていいました。

「かりごっこをしよう」

 なかにいたいちばんうえのホモがおびえてこたえました。

「たべないでください」

 オオカミがこたえました。

「たべないよ」

「ほんとうに?」

「たべたりしないよ。かりごっこがだいすきなんだ」

 いちばんうえのホモはあんしんして、そっとむねをなでおろしました。すると、もしかしてきれいなホモがやってきたのかもとおもえてきました。うかうかしていると、きれいなホモがほかのきょうだいのところへいってしまうぞとかんがえました。

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