いつか訪れる我が子へ
もし
あなたに始めて出会った時は
私は泣くだろう
いやいや
人前を気にせずに
ボロボロと大粒の涙を流す
だけどもそれはうれし涙だ
私のもとに来てくれて
私を母と選んでくれて
私達のもとに来てくれて
その感情を込み上げて
泣くのだ
そんなあなたに
私は何ができるのかな
共に過ごして
笑いあい
人として大切な事を教えてあげられる
そうなりたい
だけども私は
まだ未熟だからね
あなたに寂しい思いをさせるかもしれないし
あなたに必要以上の期待を掛けるかもしれない
そのときは ごめんね
私はあなたに大したことが出来ない
それでもあなたが私を選んだことに
後悔させたくはないな
私を選んだことを
誇りを持って欲しいな
あなたが自分自身に誇りを持って欲しいな
あなたが笑顔で生きてほしいな
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