2024年8月
死に場所を探していたけど、やっぱ死ぬのは怖い……っ!
今日(※執筆時)も地元はハッキリ晴れてます。室温は執筆時で33.5℃。去年の夏に比べたらそこまで暑くないかも。地元の気候に感謝ですぞ。
昨日は九州から関東で危険な暑さが続き、大阪市や名古屋市では体温超えの暑さになりました。今日も沖縄と九州から関東甲信、そして北陸や東北で晴れて猛暑が続く模様です。熱中症の4割は自宅で発生していると言う調査結果もあります。皆さん対策をしっかりお願いします! エアコンはケチっちゃダメ!
では、オリンピックの話題。柔道の永瀬貴規が選手が3大会連続で金メダルをゲットしたり、セーヌ川が水質基準をクリアしたのでトライアスロンが予定通り実施されたり、そのトライアスロンでは川の水質より濡れた路面でのバイク走行で転倒が相次いでいたり、SNSなどでオリンピックと誤審をかけた『誤審ピック』と言う造語が流行ワードになっていたりと、様々な話題がありました。
さて、昨日は、日本救急医学会が熱中症の重症度分類を見直して重症の中でも更に注意を要する『最重症群』を新たに加えたと発表したり、静岡県菊川市の住宅で家族3人が殺された事件で指名手配されていた男が鳥取県内で確保されたり、庵野秀明監督が左脚複雑骨折で入院した事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、死に場所を求めて小学校のボイラー室に辿り着いた男の話題です。でも結局その目的は果たされませんでした。生存本能が勝ったのです。
7月30日(※執筆時)、神奈川県警は同川県横須賀市の小学校でボイラー室に侵入して出られなくなっていた住所不定で自称アルバイトの堀部健一容疑者(50)を建造物侵入の疑いで逮捕しました。容疑者は容疑を認めているのだそうです。
容疑者は「26日の夜から忍び込んだ」と供述しており、空調のないボイラー室に4日間潜伏していたとみられてるのだとか。逮捕された際、かなり衰弱した様子だったのだそうです。
7月30日の正午すぎ、横須賀市の小学校の教員から「ボイラー室から不審な男が助けを求めている」と言う110番通報があったのだとか。連絡を受けた警察官が駆け付け、校舎1階のボイラー室の中にいた男を救出したのだそうです。
容疑者は「一昨年に実家を出てアルバイトを繰り返していて、お金が尽きたため死に場所を探して目についた小学校に忍び込んだ」と供述。逮捕当時の所持金は98円だったのだとか。
景気が悪いですものねえ。お金がなくなったら絶望するのも分かります。それでも生存本能は生きたいと訴える。人は3日食べないと死ぬとも言いますし、通報が1日遅かったら遺体で発見されていたかも知れません。ボイラー室は暑かったでしょうし、よくその条件で4日も生きていられましたよね。
逆に言えば、すごく生き運があったのでしょう。この小学校も新しい怪談が増えずに済んで何よりです。教員さんがギリギリ気付いて本当に良かった。
容疑者も48歳で実家を追い出される。その背景について色々と想像してしまいます。一昨年に家にいられない何かしらの事態になってしまったのでしょうね。それでも2年生きていられたのですから、それなりの生活力はあったと。
こうして死ぬ直前で生かされたのですから、今後はその意味をしっかり自覚して生きていって欲しいと思います。
この記事に対するコメントでは『死に場所求めていた癖に助けを求めるとは……。死にたいのか死にたくないのか……』とか『いやー、暑くなるとおかしな奴らがわいてくるもんだな』とか『保護されて命拾いした』などの意見が多くの支持を得ていました。
他には、行政に相談して欲しかったとか、恐ろしい生命力だなと言うコメントもありましたね。
一覧では、死に場所を探していたのにいざとなったら死にたくないだと? と言うものが多かったです。生活保護を申請しようと言う発想はなかったの? と言うコメントもありましたね。
死を受け入れたはずなのに最後に死にたくないと訴える。ふしぎの海のナディアにもそう言うエピソードがありましたな。人間てそう言うものなのですよね……。
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