　今日(※執筆時)も地元はズドンと晴れています。室温は執筆時で３５℃。むっちゃ汗が出るせいで全くトイレが近くなりません。夏ですなあ。

　昨日は西日本と東日本で厳しい暑さになりました。今週末も危険な暑さが予想されており、最高気温が４０℃に迫る所もあるようです。東北の大雨も心配ですし、どうか皆さん何とか生き延びましょう。エアコンもガンガン使ってくださいね。

　昨日……と言うか、今朝と言うか、ついにパリオリンピックが開幕しましたね。開会式では実におフランスらしい演出がＳＮＳでも話題になっておりました。私は直には見ていないのですけどね。ポリコレ的な演出だとか、パルクール的なやつとか、船での選手入場（？）とか、インパクトありましたね。

　けれども、鉄道でテロみたいなのが起こったり、選手村の食事問題とか、色々問題も発生している様子。どうか何事もなく無事に終えられますように。

　さて、昨日は、国連のグテーレス事務総長が「地球はより暑く、誰にとっても危険な場所になっている」などと警告して労働者の人権保護を訴えたり、２０２３年の日本人の平均寿命が男女共に３年ぶりに前年を上回った事が分かったり、日本郵便が２０２３年度の郵便事業の営業損益が８９６億円の赤字になったと発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、抱き合わせ販売の話題です。抱き合わせ販売と言えば、ファミコン版ドラクエ３を思い出すのはきっと私だけではないはず……（汗）。

　７月２６日(※執筆時)、公正取引委員会は内視鏡に使う消毒液をめぐり、不当な『抱き合わせ販売』をした東京・港区にある医療機器の販売会社『ＡＳＰＪａｐａｎ』に対して再発防止などを求める排除措置命令を出しました。『抱き合わせ販売』による行政処分は２６年ぶりになるのだそうです。

　この会社は２０１９年以降、販売する内視鏡の洗浄機に自社製の消毒薬しか使えないようにして、他社製のジェネリック消毒薬を排除していたのだとか。

　公正取引委員会は、こうした行為について独占禁止法で禁止されている不当な『抱き合わせ販売』に当たると判断しています。ジェネリック医薬品の排除を目的にしたものを独禁法違反に認定したのは本件が初めてなのだとか。

　一方、『ＡＳＰＪａｐａｎ』は「消毒の十分性を確保し、患者の健康と安全を守るため」「命令には同意出来ない」と反論していて、命令の取消しを求める法的手続きを含めて検討するとコメントしています。

　この販売事業は、アメリカの製薬大手『ジョンソン・エンド・ジョンソン』の日本法人から２０１９年に譲渡されたものでした。

　公正取引委員会は、こうした行為が以前から行われていたとみて日本法人への立ち入り検査などをしましたが、既に洗浄機の販売からは撤退している事から処分は見送られたのだそうです。

　これ、自社の製品には自社の備品を使ってくださいねって言うまともな反応じゃないの？　電化製品でもよくあるやつ。それが独禁法に対象になっちゃうの？　普通の商品と違って、もっと精度が求められる内視鏡の話でしょう？

　まぁ、押しつけと言うか強制と言うか、他の商品を選べない状況に持っていっていたのかな。そりゃあ形式的には抱き合わせに見えるけど、大きな問題とは思えないなあ。

　抱き合わせ販売ってさ、全く無関係なものを一緒に買わせる行為だと思うのよね。ファミコン全盛期にゲーム屋さんで人気ソフトとクソゲーを一緒に買わせたりとかそう言うの。後はプラモ関係でも同じ事があったみたいですね。当時のホビー産業さあ……。

　本件は必要な組み合わせだから、抱き合わせとは言えないと思うんですよね。一体誰が動いて問題にしたのやら……。ジェネリック消毒液会社かな？

　この記事に対するコメントでは『俺が初めて抱き合わせ商法に遭遇したのはドラクエ４だった気がする。あれだけ騒がれたドラクエ３の時には何故か周りでは聞いた事がなかった』とか『ドダイを買わないとシャアザクを売ってくれないとかは？』とか『以前は日本のテレビ局が海外人気映画の放映権を買おうとすると、抱き合わせで５流（？）映画も押し付けられた。『日本未公開映画初放映！』とか言うのは大体そうでしたわね』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、昔のファミコンソフトを思い出しましたとか、浄水器とカートリッジとかは？　と言うコメントもありましたね。

　一覧では、昔のゲームやプラモ関係の抱き合せ販売ネタが多かったです。逆にこの洗浄器に関する真面目なコメントは見られませんでした。皆さん抱き合わせ販売に様々な思い入れがあるから……。

　本件は強制的に買わすと言うのが問題だったのでしょう。今後はその部分だけは改善されるのかも知れませんね。それで問題が起きないといいのですが……。