スキマニュース日記

令和の時代に８０年代末期のパワー系地上げ……だと？

　今日(※執筆時)の地元はむあああんと曇っております。室温は執筆時で２５.５℃。週末に寒くなる流れを予感させる気温です。昨夜は寒くて半纏デビューしたよ。

　昨日は二十四節気の立冬。ですが、最低気温０℃未満の冬日は午前８時現在で３地点（富士山除く）だったようです。１１月１０日の雨を境に強い寒気が流れ込んで、１１日以降は日中は晴れても空気が冷たく感じられるようになるのだとか。

　今の日本には子育てに様々なハードルがありますよね。こども家庭庁は保護者の就労要件を問わずに保育所などを利用出来る『こども誰でも通園制度（仮称）』の創設に向けて、現在実施中のモデル事業を今年度中にも拡大する方針なのだそうです。この新制度は、生後６ヶ月～２歳の全ての未就園児が対象。市町村が指定した保育所、認定こども園などが導入する事を見込んでいるのだとか。

　さて、この制度が上手く行くかどうか……。まずは様子を見たいところです。

　さて、昨日は、松野官房長官が野党から批判の声が上がっている首相や閣僚らの給与アップ法案の成立に理解を求めて引き上げ後も月給の一部返納を続ける事を強調したり、国民生活センターの調査で通販サイト売り上げ上位の電動アシスト自転車の１０種類中９種類が道交法で定める基準に適合していなかった事が分かったり、東京の日野橋の下で１０人前後が乱闘して１人の重体を含む３人が怪我をして現場から複数人が逃亡していたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、１９８０年代末期に都会でよく見られた地上げの風景が令和に復活したと言う話題です。物騒な話やわあ……。怖い怖い。

　１１月８日(※執筆時)、警視庁は東京都立川市のラーメン店にダンプカーで突っ込んだ立川市在住で同市の医療法人『颯心（そうしん）会』の役員の高杉慎也容疑者（４３）や住吉会系と山口組系の暴力団組員ら２９～４５歳の男計６人を威力業務妨害容疑などで逮捕したと発表しました。６人共黙秘しているのだとか。

　この６人は共謀して２０１９年の１２月３日の午前３時１０分頃に立川市曙町のビル１階に入るラーメン店にダンプカーをバックで衝突させてシャッターなどを壊し、業務を妨害するなどした疑いがあります。

　このビルは颯心会が所有しており、新築工事を計画していたのだとか。店を立ち退かせようと組員らに事件を指示したと警察はみています。本件による怪我人はいなかったのだとか。

　逮捕された６人には住吉会系傘下組織幹部や、山口組系傘下組織幹部と組員らがいたようです。事件翌日には幹部間で５０万円の送金記録があり、事件の報酬とみて調べているのだとか。

　狙われていたラーメン店は、２０１９年の５月に颯心会からの立ち退き要求について立川署に相談していたのだそうです。事件後に移転したのだとか。

　うひゃあ～。昭和末期によく話題になってたアレじゃん。まさか現代に生き残っているとはね。懐かしい……と言うと不謹慎かしら。今どきこう言うパワー系の立ち退きを実行するヤクザ屋さんがいるとはねえ。時代設定間違えてますよっ！

　ラーメン店の方も事件が起こるまでにもさんざん嫌がらせを受けていたでしょうに、ずっとその場でお店を続けていたってスゴイですよね。ぼくにはとてもできない。ヤクザ怖い。

　警察に相談していたのに、結局は物理で強引に移転する羽目になってしまったのは残念ですね。移転先でもラーメン店が繁盛していたならいいのですが。元々人気店だったそうですから、そこは心配ないのかな。本当、怪我人が出なくて良かったです。

　それにしてもダンプで突っ込んで泥をかぶる報酬が５０万円って……。あの業界もかなりケチ臭くなりましたねえ。地上げが流行っていた８０年代末期はどのくらいのお金が動いていたのかしら？

　この記事に対するコメントでは『ヤクザ使ってど～こ～しようとする医療法人の病院に診られたくないなぁ』とか『颯心会って言うのが山口組系傘下の組織名かと思ったら、医療法人かよ！』とか『こんな古典的な地上げ行為が現代でも行われるとは……』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、ダンプで突っ込むって昭和ｗ　とか、この医療法人って一昨年に在宅診療の不正受給で理事長らが逮捕された中々グレーなところですなと言うコメントもありましたね。

　一覧では、地上げのやり方が昭和とか、仕事を依頼した医療法人に対するツッコミが多かったです。確かに暴力団と繋がる病院って不正が行われてそうで嫌ですよね。

　今はかなり暴力団の力が削がれてきていますし、今後はこう言う話も聞かれなくなるのでしょうね。聞かれなくなって欲しいところです。