　今日(※執筆時)の地元はカピーンと晴れております。室温は執筆時で２８℃。晴れるとまだまだあっついねえ。金木犀の花がまだ咲かない訳だわ……。

　昨日は関東で今季初の冬日を記録したり、北海道では朝と昼の気温差が２０℃以上の所もあったり、四国、近畿、東海で激しい雨が降ったりと、秋らしい気候だったようです。しばらくはこう言う日が続くのでしょうな。

　２０３０年の冬季オリンピック招致をあきらめたばかりの札幌市ですが、招致自体はあきらめていなかったようです。今度は次の２０３４の候補地に名乗り出ようとしているのだとか。

　実に往生際が悪いですね。この動きも世論で変えていかねばと思う次第です。まぁ、招致に動いてもきっと他の候補地に決まる気はしますけどね……。

　さて、昨日は、パレスチナ情勢の悪化で自衛隊機がアフリカ東部のジブチに向け出発したり、箱根駅伝予選会が行われて関東以外からの大学チームの出場はならずと言う結果に終わったり、昨年度の高速道路への誤進入が全国で３８００件だった事とその過半数が原付きの侵入だった事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、幼い頃の両親からの虐待を忘れられなかった息子がついに復讐を果たしたと言う話題です。一体どう言う育て方をしてきたんや……。

　１０月１３日(※執筆時)、福岡県警春日署は母親をハンマーで殴って殺害しようとした東京都西東京市在住で無職の小島光貴容疑者（２３）を殺人未遂の疑いで緊急逮捕したと発表しました。容疑者は「虐待を受けていて、復讐しようと思った」などと容疑を認めているのだとか。

　容疑者は１０月１２日の午後１０時１５分頃、同県春日市内にある実家で、母親（５９）の頭をハンマーで複数回殴り、首を絞めて殺害しようとした疑いがあります。母親は頭の骨を折るなどの大怪我を負いましたが、命に別条はないのだとか。容疑者は「両親から虐待されていた」と供述しているのだとか。

　高校卒業後に虐待から逃れるために上京し、９月２６日に両親を殺害する目的で福岡県内に戻ってきたのだそうです。

　両親が就寝中に襲おうと様子をうかがい続け、事件当日の日中、１階リビングの窓を割って実家に侵入。２階のクローゼットに隠れ、両親が１階で寝るのを待っていたのだとか。ところが、母親が飼い猫を探しに２階に上がってきたため、見つかると思ってクローゼットから飛び出して母親を襲ったのだそうです。

　容疑者は犯行後に２階のベランダから飛び降りて逃走しましたが、約１時間半後に約６００メートル離れた駐輪場にいたところを署員に発見されたのだとか。

　虐待から逃げて上京したならそのまま縁を切って東京で暮らしていれば良かったのに、どうして今更殺そうなんて思ってしまったんだろう。９月２６日の時点で無職だったのが理由なのかしら？　何もかもうまく行かなくなって、その理由を虐待に求めて両親の仕打ちに改めて殺意が湧いたとか？

　両親を殺した後は自分も自殺するつもりだったのかしら？　分かりませんけど、闇は深そうですよね。

　殺害に使う道具がお約束の刃物ではなく、ハンマーと言うところにも虐待の影響を感じてしまいます。きっと容疑者は幼い頃に両親から何度も叩かれていたのでしょう。単純に刃物よりハンマーの方が足がつきにくいと思っただけなのかもですが。

　虐待で両親に恨みを抱くって、毒親とか親ガチャと言った言葉が頭をよぎります。せめて父親か母親が容疑者の味方だったら、この顛末も違っていたのかな……。

　この記事に対するコメントでは『親を殴る子も子だが、子に殴られる様に育てた親も親』とか『自分がしてきた育児は子供が成人してから自分に返ってくる。これは本当の事』とか『本当に虐待されて育ったのか、虐待されたと思い込んで育ったのか……。詳細が分からないと何とも言えない。でも虐待されて育っても、その親を捨てて自分が幸せになるの事が最大の復讐だよ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、そんな親とは縁を切って自分の人生を歩んだ方がいいとか、子育てって難しいと言うコメントもありましたね。

　一覧では、親も親なら子も子と言うものが多かったです。記事では親側の証言がないので、迂闊に内容を鵜呑みにしない方がいいと言うものもありましたね。

　愛情たっぷりに育てれば子はすくすくと育つもの。容疑者家族は少なくとも何かしらの問題はあったのでしょうね。この事件を機に、親も子も自分の人生を改めて振り返って欲しいものです。