　今日(※執筆時)の地元はキュルンと晴れています。室温は執筆時で２８℃。うん、ちょうどいい感じでありますね。ずっとこんな日が続けばいいのに。

　予報によると、この先１週間は全国的に晴れる日が多く、穏やかな秋晴れの日もあるようです。一日の中での気温差が大きいので、服装選びは慎重に。カラッとした空気に包まれるため、喉のケアをするなど感染症にも気をつけてとの事です。

　昨日は三菱ＵＦＪ、みずほ、りそななどの銀行、そしてゆうちょ銀行がシステム不具合を起こしました。他行への振り込みなど一部取り引きが出来なくなったのだとか。ゆうちょ銀の場合は、ネットバンキングの『ゆうちょダイレクト』などが利用出来なかったのだそうです。

　全国１１の金融機関で他行宛ての送金が出来なくなっている問題は今日の朝も継続。早く原因を見つけて復旧してもらいたいものです。

　さて、昨日は、埼玉県虐待禁止条例改正案を提出した自民党県議団が改正案を取り下げる事を決めたり、『ジャニーズ性加害問題当事者の会』の代表の平本淳也さんがネット上で誹謗中傷を受けたと刑事告訴したり、東京で８０代くらいの女性を車で轢いたまま約２キロ先まで引きずって死なせた運転手の男が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、まだ全然準備が進んでいない大阪万博の話題です。国際的な博覧会の為なら超法規的措置も辞さないって……なんでそんなに焦ってんの？

　１０月１０日(※執筆時)、自民党の大阪・関西万博推進本部（本部長・二階俊博元幹事長）が党本部で開かれ、万博パビリオンの建設を時間外労働の上限規制の対象外とするよう求める意見が自民議員から上がりました。

　同様の要望は、主催する日本国際博覧会協会も政府に求めており、建設業界などから批判を浴びた経緯があります。

　この日の推進本部では、２０２５年開催の万博のパビリオン建設が遅れている問題が取り上げられました。出席議員らによると、「人繰りが非常に厳しくなる。超法規的な取り扱いが出来ないのか。工期が短縮出来る可能性もある」「災害だと思えばいい」と言った意見が出たのだとか。

　会合後、推進本部事務局長の松川るい参院議員は記者団に残業規制の適用除外を求める意見があったのかを問われ、「非常事態であるから、残業時間規制についても必要であればとっぱらうと言う事も考えるべきだと言う意見は多かった」と説明しています。政府側はこの検討を否定したのだとか。

　議員さん達、どうしてそんなに予定通りの開催にこだわってるの？　遅れたら大損するの？　現場で働く作業員達の事はちゃんと考えてるの？　て言うか万博建設の遅れってって災害と同レベルの非常事態なの？　着工が遅れてるんだからそれに合わせて開催も遅らせようと言う考えは持ってないの？　どうしてそこまで融通が利かないの？　オリンピックだって一年伸ばしたのに万博ではそれが許されないの？

　本当にこの記事ははてなマークがたくさん並ぶばかりですよ。どの国もやる気がないのに強引に話を進めすぎだし。世界のあちこちで紛争だ戦争だ異常気象だって万博の雰囲気じゃなくなってるんだから、いっそ中止してもいいくらいですよ。

　なのにここまで焦っている。……妙だな？　何かヤバい取引でもしちゃってるのかな？　そんなに急がせたいなら議員さんが現場に来て働きなさいよ～！

　この記事に対するコメントでは『議員達は体力を持て余してそうだから、今現場で稼働している方々と同じ給与水準で率先して働いてもらおうじゃないの。２、３日で「中止するべきだ」とか泣き言言い出すんじゃないの？』とか『「災害だと思えばいい」と言った意見が出たって……ムチャクチャだな。その議員さん方に鉄骨やセメントを担いで貰えばいいですよ』とか『労基法の残業規制撤廃の『非常事態』って災害対応などの話であって、『工期に間に合わないから労基法の対象外にして』って『金が欲しいから税法の対象外にして』くらい身勝手な理窟』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、安易に超法規的措置とか言い出せば法の意味がないだろうにとか、コンプラのかけらもないと言うコメントもありましたね。

　一覧では議員さん方の身勝手な発言に憤るものばかりでした。そりゃそうよね。だって誰ひとり国民の意見を聞いていないんだもの。上の方が勝手に決めて自分達だけで盛り上がってるだけ。昭和の万博成功体験の夢を追いかけてるだけ。おじいちゃん達、もう時代は変わったのよ。

　２０２５大阪万博はそれを自覚させるためのものだと私は思っております。派手に爆死したらええんや……でないと誰も夢から覚めないからね。