スキマニュース日記

安心してください！ 危険なものではないです！

　今日(※執筆時)の地元の天候はすごく不安定です。晴れたり曇ったり雨だったり……。室温は執筆時で２８.５℃。昨日との寒暖差よね。

　昨日の朝に津波を引き起こす地震が起きた伊豆諸島の鳥島近海では、１０月２日以降、Ｍ５～６クラスの地震が続いています。この地域では過去にあまり例がない状況なのだとか。不安を煽っても仕方ないですけど、防災グッズのチェックはしておいた方がいいかもですね。備えあれば憂いなしと言う事で。

　皆さんはバスを利用していますか？　私はもう随分と乗っていません。バスと言えば利用客の少ない路線が廃線になると言う話題がたまに聞かれます。これも淋しい話ですけど、利用客数は問題ないのに廃線になると言う話が飛び込んできました。

　阪急バスが２０２３年の１１月５日をもって、阪北線（梅田系統）など４路線を廃止すると発表しました。理由は運転手不足。大型車の運転手が減っていると言う話題は耳にした事がありますけど、バスでもそうなってしまうとは……残念な話です。

　さて、昨日は、中国の禁輸で行き場を失ったホタテなどの日本産水産物の販路を欧州へ広げる取り組みが本格化している事が話題になっていたり、小池都知事が都内で始まった国際シンポジウムで『グリーンビズ』と銘打った環境保全施策を今後推進する考えを示したり、大阪でだんじりの試験運行中に参加していた男性が亡くなってしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、東北新幹線の車両内で発生した乗客トラブルの話題です。持ち込んでいた薬品がこぼれて数人が怪我をしてしまったのだとか。

　１０月９日(※執筆時)の正午頃、ＪＲ仙台駅で「（東北新幹線の車内で）薬品のようなものに触れ、子供が怪我をした」と言う１１９番通報がありました。宮城県警仙台中央署によると、東京都内の４０代の男性のバッグから薬品が漏れ、この男性や乗客の男児（５）ら計４人が足や手、尻を火傷する軽傷を負ったのだそうです。

　薬品は地質調査で使うものとみられており、ペットボトルのような容器で持ち運ばれていたのだそうです。署は業務上過失致傷容疑も視野に、運搬方法が適切だったかどうかを調べる方針なのだとか。

　騒動は新青森発東京行きの東北新幹線はやぶさ５２号で発生。仙台駅に停車する直前、都内の男性は足元の黒いバッグから薬品が漏れていると他の乗客から指摘されてバッグを持ってデッキに移動。その際に薬品が通路にこぼれて自身の両足にもかかって火傷を負ったのだそうです。

　さらにその後、トイレに行こうとした男児が薬品で足を滑らせて転倒し、尻を火傷したのだとか。この時に助けようとした両親も足首や手に火傷を負ったのだそうです。

　その後、はやぶさ５２号は乗客全員を降ろして運休。東北新幹線の上り１２本にも最大５５分の遅れが生じるなど、約７３００人に影響が出たのだとか。

　この事件は昨日のＳＮＳでトレンドになっていましたね。ちなみに、漏れ出した薬品は試薬の硫酸で、男性は「危ないものではないです」「ご迷惑をおかけしてすみません。大丈夫なので」と何度も訴えていたのだとか。流石は専門家の言葉です。普通の人と感覚が違いますね。

　世の中にはもっと危険な薬品もありますし、この薬品は対処も出来るので大丈夫と言う意味だそうです。自分以外にも火傷をさせておいてその言葉は……。

　硫酸は危険な薬品です。本来ラフに持ち運んでいいものではないでしょう。そもそも、新幹線に持ち込んではいけないものリストに入っているのではないでしょうか？　だって許可してたらテロ起こせますよ。今回のような事故ですら大騒ぎになるのですから。

　それに、そんな薬品をペットボトルに入れて移動と言うのも危険でしょう。もっと頑丈な入れ物に入れないと。もしかしたら、この男性はそうやって持ち運ぶのが常態化していたのかも知れませんね。新幹線を止めた賠償金、お高いですよ……。

　この記事に対するコメントでは『持ち込んだ奴を威力業務妨害等で逮捕しろ』とか『前から言っているが、新幹線はもう手荷物検査が必要だよ。実現可能性以前に、ＪＲにやる気がない事が問題。地下鉄でやってる国もある』とか『地下鉄サリン事件みたいにならなくてよかったね』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、怪我をした子供らの無事を祈るとか、命懸けで駅と液をかけなくていいから……と言うコメントもありましたね。

　一覧では、オウムのテロを思い出して不安がるものが多かったです。あのような事件が起きても日本は基本性善説ですからね。まぁ利用客が多すぎて個別手荷物検査は非現実的と言うのも分かりますけど。

　このゆるさを利用されて、いつかヤバい事が起きない事を願うばかりです。