　今日(※執筆時)の地元はガンガンに晴れています。室温は執筆時で３２℃。夏ーッ！　お前、帰ったんじゃなかったんか！　はよ帰れ！　今すぐ帰れーッ！

　昨日は静岡市で最高気温が３５.０℃に達し、統計開始以来で最も遅い猛暑日になったのだそうです。今日も暑いので、更に記録を更新しているかも知れませんね。全く、今年の夏はしつこいったらありゃしませんな。はぁ……。

　失われた１０年だとか２０年だとか言われてまだそこから立ち直れていない日本ですけど、日本商工会議所が公表した中小企業の人手不足に関する調査結果によると、『人手が不足している』と回答した企業の割合が６８.０％に達していたのだそうです。この結果は調査を開始した２０１５年以降で最高になるのだとか。

　その内の５７.２％は事業運営に支障が生じる『深刻』な状態だと回答。廃業の恐れがあるなど事業継続に不安を抱える『非常に深刻』も６.９％に上ったのだとか。給料を上げないとこの不足は解消しないのかもですね。

　さて、昨日は、ジャニーズ事務所が新体制になる１０月２日に会見を開くとマスコミ各社に伝えたり、千葉県警が１０年前の轢き逃げ殺害事件の時効１ヶ月前に容疑者を逮捕したり、福島の東北サファリパークでライオンの餌やり中だった飼育員が襲われて亡くなってしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、安易な素人判断で毒キノコを食べて全員が病院送りになってしまった一家の話題です。どうして食べていいと思ったんですか！

　９月１８日(※執筆時)、新宿区在住の家族４人が埼玉県内の公園で採ったキノコを炒め物にして食べたのだそうです。食後３０分ほどで錯乱や意識朦朧（もうろう）、嘔（おう）吐（と）、痙攣（けいれん）などの症状を訴え、４人全員が救急搬送されたのだとか。

　その内の２人が入院したのですが、現在は回復しているのだそうです。

　都健康安全研究センターで検査した結果、この一家が食べたのは広葉樹林の地上に発生する毒キノコ『テングタケ』と判明したのだとか。

　毒キノコによる食中毒は毎年、キノコが多く採れる９～１０月に集中して起きます。都内では過去２０年間で計１１人の患者が発生。他県では死者も報告されているのだとか。都は『図鑑の写真やインターネットの画像検索で勝手に鑑定しないで』と呼びかけています。

　数日前の無人販売所事件に続いて毒キノコの話題です。奇しくも同じ毒キノコのようですね。この家族はネットの画像検索で食べられると判断したようです。キノコは毒かそうでないか見た目で判断が出来ない物もあります。単純な画像検索での判定は危険なんですね。なので、基本的に野生のキノコは触らないのが無難です。

　この一家だって、これが初めてなら多分もぎ取らなかった事でしょう。何回かの成功体験があったから、今回も大丈夫だと自分の判断を過信した気がします。

　て言うかですよ。そもそもが公園に生えているキノコですよ。まだ山の中に生えているならともかく。よくまあそんな場所に生えているキノコに手を出しますよねえ。無人販売所キノコ事件も庭に生えているキノコでしたし……。そこらに生えているキノコを食べるブームでも来ているのかしら？

　本件は新宿の家族が埼玉でキノコを採取してますけど、キノコ目的でその公園に来たのかしら？　キノコで有名な公園なのかしら？　謎は深まるばかりでございます。

　この記事に対するコメントでは『公園のキノコなんてよく食べようと思ったなぁ……。ワンちゃんがマーキングしてそうやん』とか『やってることが公園で適当な雑草を食べたら腹を壊したと同レベルで……。普通それを食べるか？』とか『キノコはスーパーで売っている商品を食べてください。それ以外は危険です』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、トンでもお馬鹿な家族なの？　とか、チャレンジャーな家族やなぁと言うコメントもありましたね。

　一覧では、公園に生えているきのこを食べるとか信じられないと言うものが多かったです。私も記事を読んで目を疑いましたもん。食中毒事件ってスイセンをニラと間違えたりだとか、気をつけていれば防げるものが多いと感じます。

　素人は売っているキノコを食べるようにしてくださいね。野生キノコは誰も命の保証をしてくれませんよっ。