　今日(※執筆時)の地元はぬるんと晴れております。室温は執筆時で３２.５℃。そこまで暑いと言うほどでもないですね。ただ、個人で気には咳が止まらなくて辛たん……。この症状、いつまで続くのかしら？　ケンケン……。

　今、日本には９号と１０号のダブルタイフーンが近付いて来ておりますね。どちらも直接日本に上陸とかはなさそうですけど、大きな影響が出ない事を願うばかりです。

　東京電力福島第１原発の処理水の海洋放出が始まりましたけど、この事例が今後の国会論戦の主要なテーマとなる見通しなのだそうです。立憲民主党は衆参両院予算委員会で閉会中審査を行うよう要求。自民党は予算委かどうか明言を避けつつ、９月にも閉会中審査に応じる構えを示しています。秋に想定される臨時国会でも活発な議論が交わされそうなのだとか。

　なんで今更始まったものを議論し直すんだろう。この問題ですら一丸になれない国会に空しさを感じます。科学的に何の問題もないのにねえ。

　さて、昨日は、コビッド対策を専門家の立場からリードした尾身茂氏が政府の感染対策の一線から退く事が分かったり、大阪府が高校や大阪公立大学に通う府民の授業料を『完全無償化』する制度案を決定したり、アメリカテネシー州の動物園で世界で唯一の『模様のないキリン』が生まれたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、北海道を震撼させたあの凶悪で賢い熊の話題の続報です。毛皮になるのはまぁ分かるのですけど……こうなるとどっちが凶悪か分からんね。

　先日、北海道が駆除した凶暴グマ『ＯＳＯ１８』。その肉がネット通販で食材として販売され、人気を博しているのだそうです。販売しているのは北海道産の食材を提供するＥＣサイト『釧路丹頂商店』。ＯＳＯ１８の様々な部位を食肉として提供しており、売り切れが続出しているのだとか。

　ＯＳＯ１８は北海道東部に生息していたヒグマ。２０１９年頃から６６頭の牛を襲い、その内の３２頭が死ぬ被害が出ていました。８月２２日に北海道は７月に釧路町で駆除したヒグマの体毛をＤＮＡ鑑定で調べたところ、ＯＳＯ１８だと分かったと発表しています。名前の由来は、最初に被害が出た地域『標茶町下オソツベツ』と、その足幅が１８センチあった事から。

　釧路丹頂商店の商品ページによれば、ＯＳＯ１８の肉は『野性味と濃いうまみが特徴。また、熊肉には身体を温めたり滋養効果が期待され、脂が甘く、コラーゲンも豊富』なのだとか。ただし、現時点では全て売り切れているのだそうです。

　ＥＣサイトを運営するトライ・ユウに話を聞いたところ「まだＯＳＯ１８の一部の肉は残っているため、今後再販する予定」なのだとか。

　いやはや、熊の臓器の一部が薬になるのは知ってましたけど、その薬を飲んだ事もありますけど……。食べちゃうんですね、熊の肉を。しかも名指しで販売しているとは……。いや熊肉もジビエでそれなりの人気なのは知ってますけどね。

　話題をさらった有名な凶悪熊を……。個人的にはちょっと引きました。人間、怖い。人間が一番怖い。私がビビっているだけなんでしょうけど……。

　まぁここは割り切らんといかんのやろね。悪さした猪の肉を食べるべって事になったら私もそこまで違和感は覚えませんしな。熊だから、結構話題になった熊だから特別視してしまうのかも。

　過去にものすごい悪さをした熊も最後はみんなで美味しく頂いたんかなぁ。みんなそんな熊の肉を待ち焦がれてたんかなぁ。やっぱ人間は怖いわ……。

　この記事に対するコメントでは『売り上げの半分ぐらいは被害のあった酪農家にあげて欲しい。しかしＯ－１５７みたいな名前だな』とか『やっぱ『人間』が一番おそろしいよ』とか『野生の鹿も猪も増えて困ってるなら？　同じく広く食肉として流通させればいい。鶏豚牛だけが食肉じゃないよ♪　海外じゃ蛇トナカイ兎や亀蛙も食うんだろ？　日本食わん過ぎ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、見方を変えたら歴史的凶悪犯罪者が殺されてその体はバラバラにされて様々な臓器移植や実験･家畜の餌に血の一滴迄使われてって事やなとか、食わなきゃ焼却処分するしかないと言うコメントもありましたね。

　一覧では熊の肉を食べる事に理解を示すものが多かったです。滅多に食べる事のない肉ですし、好きな人にはご馳走なのでしょうね。

　個人的には、食肉にするために山に熊を獲りにいくと言うのでなければいいかなと。飽くまでも人に迷惑をかけた熊のみの駆除で。熊も自然の一部ですからね。