120キロのものが当たればそれが何であろうと危険!

 今日(※執筆時)の地元はむあああんと曇っております。室温は執筆時で31.5℃。自室にエアコンはないので窓を開けっ放しにしているのですが、そろそろヤバいっすね。まぁ他地域に比べたらまだまだぬるいっすけど。

 昨日今日と、豪雨が秋田県を中心にした東北地域で猛威を振るっているみたいです。どうかどこにも大きな被害が発生しませんように。


 日本お家芸のひとつにロケット産業があります。最近は打ち上げの失敗が続いて残念ですよね。そんな中、ロケットエンジンの実験で大爆発が発生したみたいです。秋田にあるJAXAの能代ロケット実験場で、大きな音と煙が上がったのだとか。

 どうやら、実験場内でイプシロンSロケットの2段目のモーターの燃焼試験中に爆発が起きたのだそうです。幸いな事に人的被害はなかったみたいですね。失敗は成功の母。ここから原因を究明して安全なエンジンの開発に成功して欲しいところです。


 さて、昨日は、総務省が公表しているマイナカードの交付枚数の中の約500万枚が取得者が死亡したなどの理由で既に廃止されたものである事が分かったり、三重の多度大社で催されている『上げ馬神事』について地元の氏子組織と大社が神事の内容を見直す事を決めたり、福岡県警が現場見取り図を偽造するなどしていた男性警部補を書類送検したと発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、音楽イベントのリハ中にトラブルで業者の人が亡くなってしまったと言う話題です。一体どうしてこんな事に……合掌。


 7月14日(※執筆時)の午前11時10分頃、大阪市此花区のイベント会場『舞洲スポーツアイランド・空の広場』で、イベント関係者から「男性スタッフがステージ機材で怪我をして意識がない」と言う119番通報がありました。

 大阪府警によると、イベントのリハーサル中に男性が水の噴射装置から大量の水を顔に浴び、搬送先の病院で死亡が確認されたのだそうです。この事故を受け、主催者側は大阪公演の中止を発表しました。


 亡くなったのは、ステージ機材を扱う自営業の男性(40)とみられ、死因は顔面負傷による脳挫傷だったのだとか。男性が筒状の水の噴射装置の噴射口を覗き込んで装置を確認していたところ、発射ボタンを押していないのに数台から水が噴射。時速120キロの水をまともに受けた模様です。

 府警は業務上過失致死の疑いも視野に調べているのだとか。


 会場では7月15、16日に韓国発祥の音楽フェス『WATERウォーターBOBボム JAPAN 2023 大阪公演』を開催予定でした。このフェスでは出演アーティストと観客が水鉄砲などを撃ち合って盛り上がるイベントがあり、会場には水の噴射装置『ウォーターキャノン』(高さ約1.6メートル、口径約7.5センチ、筒の長さ約150センチ)が40台設置されていたのだそうです。


 イベントの主催者の代表によると、事故のあった噴射装置は2015年に韓国で初開催して以降使っていた物を運んで来たと言い、これまで事故はなかったのだとか。代表は「装置は本来覗き込んで確認するものではない。何故男性が近付いたのかも分からない」と話しているのだそうです。


 大阪公演のチケットは全額返金予定。愛知県で7月22、23日、埼玉県で29、30日にそれぞれ予定されるイベントは開催する予定なのだとか。


 こっわ。すご勢いの水を浴びて亡くなるとかちょっと想像が追いつかない状況です。120キロの水が直撃って、ものすごい衝撃だったのでしょうね。

 この装置は直接覗き込んだらいけないものと言う事はスタッフ全員にしっかり伝わっていたのでしょうか? 覗き込もうとした時に誰も止めなかったのでしょうか? 事故発生前に止める事が出来ていればと思うと残念です。


 そもそも、スタッフも装置が正常に動いていれば覗き込もうとも思わなかったはずです。つまり、何らかの装置の異常が発生していたのは間違いないでしょう。根本的な原因はそこかと思います。2015年から同じものを使っていたと言う事は、何らかのガタが来ていてもおかしくはありません。

 装置の点検をしっかりして異常がないか確認せずに次のイベントを行うと言うのはヤバいんじゃないっすかね。しっかり誤動作の原因を見つけて修理して欲しいところです。


 この記事に対するコメントでは『覗き込んだ以前に発射ボタンを押してないのに水が出た事が問題だと思うけど』とか『スタッフが亡くなったのに主催者のコメントが逃げてるみたいで嫌だな』とか『死人が出ているのに、その事故のニュースよりも先にイベント中止のニュースが出るなんてどうかしてますよ』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、高水圧の放水をする事を考えた演出家の責任だろとか、水やエアーガスを軽く見てる人がいるのは事実と言うコメントもありましたね。


 一覧では勢いの強い水の威力はバカに出来んとか原因がハッキリ分かるまでイベントは中止にすべきと言ったものが多かったです。主催者も興行を優先している雰囲気があって信用出来ない感じもしますね。イベンターって多かれ少なかれそう言う気質はあるものですけど……。

 府警の皆さんには原因についてしっかり調べてもらって、厳しく指導して欲しいところですね。こう言うトラブルが続きませんように。

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