交通費って毎月積み重なると馬鹿に出来ないよな
今日(※執筆時)の地元はザアアアと雨のち曇りです。室温は執筆時で27.5℃。悪天候なので当然の気温ですね。昨夜は雷が割りと落ちまして、梅雨末期を実感しました。今日は雷の音は聞いてませんねえ。
昨日は島根県で線状降水帯が発生するなど九州北部から中国、北陸の日本海側を中心に大雨が降りました。福岡ではこの大雨のせいで民家が倒壊してしまったのだとか。以前から雨漏りしていたらしいのですが、家を倒壊させる雨量って凄まじいですね。住民は1時間前に避難していたのだそうです。危機一髪でしたね。
昨日は安倍元首相暗殺事件一周忌でした。この日の午前11時半頃に事件現場周辺でパイプ状の不審物を持った男性ら数人が現れ、奈良県警の警察官に取り押さえられたのだとか。僧侶の読経と共に関係者の黙祷が始まると、献花台近くで不審な男性らが突然取り押さえられたのだそうです。いやはや、物騒な話ですな。
何かしらの騒動を未然に防げて何よりです。この男らは自発的に集まったのか、それとも――。
さて、昨日は、北海道で電動キックボードの乗車中に転倒して意識不明の重体になってしまった男性が発見されたり、佐賀の市道脇の路上で15歳の女子高生が腹部から血を出して亡くなっているのが発見されたり、札幌市中心部の市営地下鉄『大通駅』コンコースに設けられていたテーブルとイスが迷惑行為の多発を受けて撤去された事が話題になっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、交通費がかからなくなったのに工作してその後も不正受給していた商工会議所職員の話題です。システムが変わるまでバレなかったって……。
7月7日(※執筆時)、茨城県水戸商工会議所が9年以上に渡って通勤手当計約156万円を不正受給していた40代男性職員を減給1ヶ月の懲戒処分にしたと発表しました。
職員は2014年の4月から自転車通勤をしていたのに、以前使っていたバスの定期券を自宅でスキャンし、編集ソフトを使って金額や有効期間などを巧妙に書き換えていたのだとか。偽造した定期券のコピーを提出し続け、今年4月までに総額155万6464円を不正受給していたのだそうです。
今年の5月、同じバス会社を使っている別の職員はIC定期券なのに、職員が申請する定期券が古い形式のままだった事から偽造が発覚。職員は事実関係を認め、全額を返還したのだとか。
同商議所は、9年以上見破れなかった事などを理由に、総務部長ら管理監督者3人を訓戒にしたのだそうです。
茨城県によると、通勤手当には県からの補助金も含まれていたのだとか。県は7月7日に計54万円の返還を命令。返還後には約26万円の加算金も請求する予定なのだそうです。
塵も積もれば山となると言うか、9年間もよくバレなかったものですよね。もしIC定期に変わっていなければ、不正はバレていなかった。IC定期が導入された事を知ってその時点で不正をやめていれば、もしかしたら隠し通せていたのかも知れません。
とは言え、もうバスに乗っていなかったのだから時勢の変化なんて分かりませんよね。バレて罪を精算出来て何よりです。やっと罪悪感からも開放されましたね。
しかし、これは公文書偽造ってやつになるのではないのでしょうか。不正受給した交通費と諸々の加算金を返せばそれで終わりではない気がします。偽造の罪と騙した罪の償いが減給1ヶ月ですか……。それで許されるのならいい職場ですね。民間企業とは違いますなあ。
きっとこの職場は性善説で動いていたのでしょう。事件後はもう少し色々と書類のチェックをしっかりする事になるのでしょうね。
この記事に対するコメントでは『この方が何事もなかったように職場復帰出来たら、相当神経が強いと思うよ』とか『いやいやいやいや、単純な引き算が間違っているだろ。それにたった1ヵ月の減給? おかしいだろ色々』とか『金を返したから無罪放免ではだないだろ? 懲戒免職にしろよ』などの意見が多くの支持を得ていました。
他には、水戸の商工会議所で働きたいとか、詐欺罪じゃんと言うコメントもありましたね。
一覧では職員への処分の甘さや気付かなかった経理担当へのツッコミなどが多かったです。それだけ信用されていたと言う事なのかも知れませんね。バッチリ裏切られた訳ですが。
こう言う交通費詐欺ってたまにニュースになります。管理する側もしっかり詐欺を見抜く体制を作って欲しいものですね。
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