スキマニュース日記

血は争えないと言うか……本当に残念です

　今日(※執筆時)も地元ははっきりくっきり晴れております。室温は執筆時で３２℃。相変わらず残暑が厳しいですな。昨日も近畿などで３５℃を超えたのだとか。きっと今日も同じような天候なのでしょう。蝉が鳴かなくなったら３０℃を超えんで欲しいものですぜ……。

　週間予報によれば、この先しばらくは晴れが続いて週明けから荒れるようです。そう、台風１４号接近の影響によって。

　その台風１４号、ちょうどシルバーウィークの頃に日本に最接近する予想になっております。この三連休はお家で引きこもり三昧決定ですね。今の時代はネットがあるから全然退屈しません。インフラの整備に関わっているみなさんのおかげです。有難うございます。

　とは言え、台風の規模によっては各地で災害が発生しかねません。どうかお手柔らかにお願いします。何卒何卒。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で１００２７７人、東京で１０５９３人、大阪で７７１９人、神奈川で５１３９人、埼玉で６０３９人、愛知で７１５５人の感染者が新たに確認されたり、東京の感染者で一番多かったのが１０歳未満の層だった事が分かったり、ファイザーが『ＢＡ.５』などに対応した改良型ワクチンを接種に使えるよう厚生労働省に承認申請したと発表したり、東京でワクチン委託料詐取を行った容疑の医師がワクチン接種を求めた人にまで生理食塩水打っていた事が分かったりと、これはアカンですね。反ワクも度が過ぎると反感しか買いませんよ。残念。

　さて、昨日は、松野官房長官が安倍元首相の国葬に天皇、皇后両陛下と上皇ご夫妻が使者を派遣されるとの見通しを明らかにしたり、総務省がマイナポイント事業を巡って『１人１回』の規約に反して３５０人が重複してポイントを受け取っていたと発表したり、神奈川で自宅アパートに３歳の長男を置き去りにして出かけた母親が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、天下の大出版社がやらかした不正問題の話題です。兄弟揃って法に触れてしまうだなんて……これも何かの因果なのでしょうか。残念。

　９月１４日(※執筆時)、東京地検特捜部は東京オリ・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会スポンサーだった出版大手『ＫＡＤＯＫＡＷＡ』の会長・角川歴彦（つぐひこ）容疑者（７９）を贈賄容疑で逮捕しました。

　９月６日に特捜部はＫＡＤＯＫＡＷＡルートで大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者（７８）を受託収賄容疑で再逮捕し、ＫＡＤＯＫＡＷＡ側は元専務・芳原世幸（としゆき）（６４）と元五輪担当室長・馬庭教二（６３）の両容疑者を贈賄容疑で逮捕しています。同日、特捜部は角川会長の自宅も家宅捜索していました。

　芳原元専務と馬庭元室長は、高橋元理事と元理事の知人で受託収賄容疑で逮捕されたコンサルタント会社『コモンズ２』代表の深見和政容疑者（７３）に対して、スポンサー選定で便宜を図って欲しいと依頼。その上で、２０１９年９月～２１年１月までの期間に全９回計約６９００万円の賄賂をコモンズ２に振り込んだ疑いが持たれています。

　汚職オリンピック問題もこの大物逮捕で王手でしょうか。しかし本丸は森元総理。きっとまだ捜査の手は緩めていない事でしょうね。東京地検特捜部も本気だなぁ。次はどんな大物の不正を暴いてくれるのでしょうか。

　この際ですから、しっかりと膿をかき出してもらいたいところですね。そして、古き因習を根絶やしにするのです。よろしくお願いします。

　ＫＡＤＯＫＡＷＡもねえ。過去に色々ありましたよね。春樹氏の暴走によるお家騒動を覚えている人も多い事でしょう。まさか歴彦氏までこんな事になってしまうだなんて。言い方はアレですけど、血は争えないって言うか……残念。

　大体、弁護士が止めたのに強行する意味が分かりませんよ。案の定捕まっちゃいましたし。違法だと分かっても強行したその利益はあったのかもですが、後のイメージがね。本当にこれで良かったのかねぇ。

　この記事に対するコメントでは『森の逮捕マダー！？』とか『兄貴の春樹はコカイン、弟は贈賄。兄弟仲良く逮捕とかたまげたなあ』とか『汚れ五輪やったんやな　クソ野郎の集まりだ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、日本がまともな方向に進むかもと言う高揚感があって閉会後の方が楽しいとか、関わった幹部全員逮捕でよろしくと言うコメントもありましたね。

　カクヨムはＫＡＤＯＫＡＷＡのサイトですし、本当はこの件をメインで取り上げたくはありませんでした。ですが、他に大きな話題がなかったのです。仕方なかったんです。

　この会長の逮捕をきっかけにＫＡＤＯＫＡＷＡ上層部もクリーンになって欲しいですね。もう汚職と縁のない会社になりますように。