82点差っ! 嘘みたいだろ……現実なんだぜ……
今日(※執筆時)の地元はふわんと曇っております。室温は執筆時で29.5℃。そこまで暑くもない感じです。昨日は日本の約6割で真夏日を記録していて、八王子や熊谷、甲府、長野で最高気温35℃以上の猛暑日になりました。今日は中国地方から東北地方を中心に局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあるのだとか。
この夏の高気温を決定付けたラニーニャ現象は、この秋まで続くみたいです。困ったものですね……。
日本政府は故安倍元首相を従一位に叙すると共に、最高位の勲章である大勲位菊花章頸飾を贈る事を決めました。併せて大勲位菊花大綬章も授与するのだとか。戦後、大勲位菊花章頸飾を受章するのは首相経験者の吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘各氏に続いて4人目。いずれも死後の叙勲になります。
世界の要人に愛され、影響力も強かった安倍氏ですからこれは当然の話ですよね。本当に惜しい人を亡くしてしまいました。
ではまずコビッド関連の話題から。全国で37143人、東京で6231人、大阪で2515人、神奈川で4230人、埼玉で2429人、福岡で2354人の感染者が新たに確認されたり、政府分科会の尾身会長が「行動制限は必要ないが、第7波には入った」と明言したり、松野官房長官も「行動制限を行う事は考えていない」と従来の政府の立場を繰り返したりと、もう行動制限をしなくてはいけない段階は脱したと言う認識で良さそうですね。今後、また状況が変わったら朝令暮改かもですが。
さて、昨日は、東京で女性を殺した男が交番に自首してきたり、大阪のヤマト運輸で宅配物の約1250万円相当のダイヤモンドの原石を盗んだ従業員の男が逮捕されたり、福島の福島市で市職員が休日などにアルバイトで果樹農家の収穫作業を手伝える新たな制度を導入した事が話題になっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、高校野球の試合結果の話題です。年に数試合くらいは大量得点差の試合結果になるものですが、ここまでの点差はもはやフィクションレベル……。
7月11日(※執筆時)の高校野球千葉大会。昨春県優勝の千葉学芸対わせがくの試合がありました。その結果は、82―0(5回コールド)。千葉学芸の82得点、二回の1イニング33得点はいずれも千葉大会の最多記録を更新したのだとか。
今大会のわせがくは部員9人に野球未経験者も含む助っ人5人を加えて出場。単独で出場した2020年夏の初戦は多古に27―0で敗れており、田村勇樹監督は「今年は100失点は覚悟していた」と明かしています。
午前11時46分に試合が始まると、わせがくは外野フライを取れなかったり、中継が乱れたり。千葉学芸の長打も続きます。二回には二塁手が疲れ切って試合は中断。田村監督は途中棄権も念頭に選手に「没収試合という選択もあるぞ」と伝えました。
けれど、選手達の思いは続行。水休憩で少し元気になった選手達を見て、自身も試合をやりきると決めたのだとか。
打者105人に、与えたランニング本塁打は17本、36盗塁。午後2時59分。この日ベンチ入りした12人全員が出場したわせがくは、計15個のアウトを取り、五回裏の攻撃もやりきって試合は終了したのでした。
嘘みたいだろ……リアルな試合結果の点差なんだぜ、それ。と言う事で、ほぼ素人集団の弱小校と去年の優勝校がぶつかったら何が起こるかの参考になりますね。野球の試合結果の点差じゃない。
逆に言うと、よくこの強豪校に15個のアウトを取れたなと。そこは弱小校なりの意地があったのかな。見事に試合をやりきりお疲れさまでした。
相手も手を抜かずに真剣に向き合ってくれた。これこそ高校野球ですね。スポーツマンシップ。青春だなあ。勝った方は先に進むためのただの一試合でも、負けた側はやりきった自信に満ち溢れていますよね。そこからまた一歩、前に進んで欲しいと思います。
この経験が、選手達の未来にいい影響を与えていきますように。
この記事に対するコメントでは『これって相手チームに失礼だと思うんだな。せめて最低限のプレーが出来る程度に練習してから挑むべきだろ。こういう勝ち方をしたチームも大抵調子壊して次で負けるんだよね』とか『美談には見えん。勝った方も相当キツいだろコレ』とか『これを『当たり前』と思うなよ? 付き合ってくれたチームに感謝』などの意見が多くの支持を得ていました。
他には、こう言うの見ると前あった15点差3回コールドも必要だと思うとか、美談にするなと言うコメントもありましたね。
一覧の中には両校共立派だったと言うものもありましたけど、そう言う意見は少数派でした。どちらも真剣に野球をしている姿勢は一緒なのに。
ただ、コールドのルールを見直そうと言う意見には私も賛成です。今回の試合、一回の時点で32点取られてるんですよね。もうここでコールドでもいいんじゃないかな……。
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