あれっ? これニラじゃなかった……?

 今日の地元はポンポンと晴れております。室温は執筆時で24℃。ぬっくぬくです。昨日も結構気温が上昇しましたけど、この陽気は全国的なものだったみたいですね。北海道の札幌でも最高気温が20℃を超えたのだとか。昨年札幌で初めて20℃以上になったのは5月6日だと言うのですから、1ヶ月近く早くなったのですね。 あんなに冬は寒かったのに……。もう雪は全部溶けたのでしょうか。気候の変化が目まぐるしいですなあ。


 そんな季節外れの陽気も明日から一旦リセットです。台風の影響で天気が悪くなりますからね。皆さん冬の服装をしまっていたりしませんか? 真冬までの服はいらないかもですけど、防寒用の服の出番があるかもですので準備はしておいてくださいね。

 私も半纏、まだしまっていません。今週の寒さが終わったらしまおうかなと。台風の被害、大規模なものが発生しませんように。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で49773人、東京で6922人、大阪で5051人、神奈川で4117人、愛知で3401人の感染者が新たに確認されたり、厚生労働省がアストラゼネカ製のワクチン4000万回分の購入を取りやめたと公表したりと、数が確保出来ていたのでキャンセルしたのかもですね。以前使えなかったのを廃棄したってニュースもありましたから。税金が無駄にならずに済んで何よりです。


 さて、昨日は、ウクライナの部隊がSNSでロシア側の無人機から有毒物質がまかれて軍や市民が被害を受けたと投稿していた事が分かったり、政府が新たに398人と28団体を資産凍結の対象にしたロシアへの追加的な制裁措置を閣議了解したり、滋賀の長浜市の旅館がロシア人と同盟国ベラルーシの人の宿泊を拒否するとホームページに一時記載していた事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、間違いやすい植物を料理に使ってしまた食中毒の話題です。毎年何度もニュースになるんですけど、今年もまた発生してしまいました。


 4月11日(※執筆時)、京都市保健所は市内にある民間の子育て支援施設で4~6歳の園児12人が吐き気や発熱などの症状を訴え、その原因が給食による食中毒だと断定したと発表しました。給食でニラとして出した食材が、有毒成分が含まれるスイセン類だったのだとか。


 発表によると、7日の正午頃、施設内で調理して給食で出した「ニラのしょうゆ漬け」を食べた園児や職員77人の内、園児12人が約15分~2時間半後に吐いたり、発熱したりしたのだそうです。既に全員回復しているのだとか。


 残っていた給食を保健所が調べたところ、調理に使われたのはニラではなく、スイセン類の特徴と一致したのだそうです。

 施設の職員は「数年前に知人からニラだと譲り受け、施設内で栽培したものを使った。給食に出したのは初めて」と説明したのだとか。


 またですよ。ニラとスイセンの間違え食中毒。ずーっと前から「似てますよ、危険ですよ」って言われていて毎年食中毒になるニュースが流れていると言うのに……。どうして相変わらず発生してしまうのでしょうか。

 普通の人が間違えてしまうのは100歩譲ったとしても、料理を人に振る舞う仕事をしている人がこれ間違ったらあかんでしょ。プロ失格ですよ。


 しかもこれ受け取ったのは数年前でしょう。時期になればスイセンの花が咲いていたはずです。それを見たらニラじゃないって分かるじゃないですか。知人からもらったものだからと、花が咲いていてもそれがニラの花だと思いこんでしまったのでしょうか。バイアスがかかってしまった結果がこれですよ。

 信頼出来る人からもらったものでも違和感を覚えたら確認する、大事な事です。


 この記事に対するコメントでは『給食施設で働いている者ですが、まず知人から譲り受けた得体の知れないものを育てて給食に出すって言う考えが理解出来ない。食=命を預かっていると言う認識を持って欲しい』とか『数年前って事は花は咲いてたんじゃない……? 確かに葉っぱは間違えられる事もあるけど、花は全然違うから分かりそうなもんだけど……。知識がないなら人から貰ったもん植えて食べちゃダメ』とか『またニラとスイセンを誤食する事故が起きたのか。スイセンにはニラと違って球根があるし、何よりも一目で分かる花を咲かせるから、今までどこの何を見ていたのやら』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、市販品じゃないものを調理して出す恐ろしさよとか、嗅いだら分かりそうなものだけどと言うコメントもありましたね。


 給食で出すのに出どころの分からんものを出すなと言うものが多かったですね。見分け方についても根っこで分かるとか匂いで分かると言うのもありました。そう言う知識、持っていて欲しかったですね。

 きっと今後はこの施設も同じミスはしない事でしょう。こう言う事件の報道を通して、ニラとスイセンの間違え食中毒が減っていきますように。

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