　今日(※執筆時)の地元はベロンと曇っております。室温は執筆時で１７℃。曇ってますからこんなものでしょ。ちなみに地元の桜はまだ一分咲きにもなってません。

　地元の桜の開花はまだこれからですけど、関東ではもう満開になったのだそうですね。何故福岡と関東の桜が同時期に満開になるんしょう。不思議。気候が似てるのかな？　福岡、東京共に平年より４日早く、昨年より５日遅い満開なのだとか。

　昨日のニュースを見ていて一番感心したのは、ドバイでの競馬の話題でした。日本ダービー馬が海外Ｇ１制覇を成し遂げんたんです！　これは史上初なのだとか。

　私、競馬については全く知識がないのですが、日本の馬が海外で活躍するのって大変なんですよね。それを成し遂げたのですから祝わずにはいられません。おめでとうございます！

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で４３３６５人、東京で７８４４人、大阪で３４９３人、神奈川で３５５３人、埼玉で３９３９人の感染者が新たに確認されたりしました。東京の感染者数が前週の日曜日と比べ１３４２人増加したみたいですね。あれま……。ここからまた減少に転じて欲しいものです。

　さて、昨日は、山口県の小松前副知事が自民党山口県連が昨年主催した政治資金パーティーの会費１万円の振り込みに協力するよう県幹部職員らに呼びかけていた事が分かったり、東京都議会が都議が定例会の本会議と委員会を全て欠席した場合に閉会翌月以降の報酬を全額不支給とするための条例改正案を可決したり、東京・お台場の商業施設『ヴィーナスフォート』が営業を終了して約２２年半におよぶ歴史に幕を閉じたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、仕事に行きたくなくなって診断書の偽造を乱発して不正に療養休暇を取得しまくっていた元市職員の話題です。味をしめたんやろなぁ……。

　３月２３日(※執筆時)、福島県郡山市は約８年間に渡って脳腫瘍やガンなどの病気を装い１１０通の診断書などを偽造し、不正に療養休暇を取得していた元主査の５０代女性を、有印私文書偽造・同行使と詐欺の罪で県警郡山署に刑事告訴したと発表しました。

　市によると、元職員は２０１２年の６月から２０２０年の６月までの約８年間、脳腫瘍、卵巣ガン、乳管ガン、胃ガンなどの病気を発症したと偽り、医療機関の診断書や領収書などを自分のパソコンで偽造し、計１３２４日間の療養休暇と病気休職を不正に取得していたのだとか。２０１９年の１２月に健康上の理由で退職した後も『傷病手当金』を得るために偽造を続けていたのだそうです。

　市の聞き取りに対し、元主査は「職場に行くのが辛く、休みたかった。身体的な病気であれば周囲から同情してもらえると思った」と話し、偽造する際はインターネットで実在する医療機関や医師の名を調べたと説明したのだとか。

　学校に行きたくなくて仮病を使う学生じゃないんですから、その理由もどうかと思うんですけどね。まぁある意味精神的な病なのかな。とは言え、在職中だけでなく、退職後も繰り返したらもう仕事が辛かったとかは関係ないんよね。

　きっかけはそれでも、もう騙し取りたくてずっと続けていただけ。一度成功して味をしめちゃったんだろうなぁ。人間は楽に流れる生き物ですから。

　病気がちの人は存在しますけど、ここまで重い病気に罹患しまくっているのにしっかり生きているって変に思われなかったのでしょうか。普段から生気のない感じの人だったのかな？

　これね、成功させちゃったのがそもそも間違いだったんだと思うんです。一度目の偽造時にしっかりチェック出来ていれば良かった。診断書の偽造なんて病院に確認すればすぐ分かるでしょ。今後はそう言う仕組みに変わるのでしょうけどね。

　この記事に対するコメントでは『仕事に行くのが辛いなら辞めればいいだけだろ。診断書を偽造して手当を手にしてる以上それが目的って話だわ』とか『医者とグルじゃなくて、自分で偽造していたのね。税金に集るクズ野郎だから、全財産没収して詐欺の最高量刑でも科しておくべき』とか『偽造が８年間も摘発出来なかったザルシステムをどうにかしないとダメでしょう』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、これだけの病気に罹患したら普通は生きてないと思いますけどとか、毎週のように親類が死にまくってた元同僚を思い出したと言うコメントもありましたね。

　今回の件は、悪知恵の働いた元職員とそれを鵜呑みにした市のシステムが招いた悲劇と言う事で。性善説はそれを利用する人が出た時点で食い物にされる運命なんだなあ。淋しい話ですね。常に人を疑わねばならんとは世知辛い世の中じゃ……。