　今日(※執筆時)の地元はふわっと曇っています。室温は執筆時で１７℃。陽気はそんなに悪くない感じですね。またどんどん暖かくなっていくのでしょう。

　昨日は、九州南部・奄美地方で春一番が吹いたのだとか。もうとっくに他の地域で吹いた後で、今頃あの奄美地方で春一番だなんて変な感じです。日本で一番最初に吹きそうなものですのにね。春一番って気まぐれな風なんだなぁ。

　アメリカのバイデン大統領が、プーチン大統領を「人殺しの独裁者だ」と呼び「ウクライナの人々にモラルに反した戦争をした真の悪党だ」と述べてロシアのウクライナ侵攻を批判したのだそうです。これで人気を回復させようと必死なんだろうなぁ。

　でもアメリカだって他国の事は言えません。根回しがうまく行っただけで、似たような事を今までもやってますからね。どんぐりの背比べですな。人類は愚か……。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で４９２１０人、東京で７８２５人、大阪で３８６５人、神奈川で５０８８人、埼玉で４３２９人、千葉で３０４８人の感染者が新たに確認されたり、東京都が対策本部会議で蔓延防止等重点措置が解除される２２日以降の対応を決めたり、厚生労働省が小児向けのワクチン接種で女児２人に副反応が疑われる症状が出た事を公表したりと、大人でも症状が現れるのですから子供に出ても当然ですよね。これが成長に悪い影響を及ぼさなければいいのですが……。

　さて、昨日は、２０２１年の７月に発生した熱海土石流災害で工事関係者が盛り土の中にトラックをまるごと一台埋めていたと証言したり、アベノマスクなどの政府が保管していた布マスク約５３万枚の行方が分からなくなっている事が明らかになったり、取り調べ中の容疑者から弁償金名目で現金を騙し取っていた神奈川県警の男性巡査長が書類送検されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、大人達の行き過ぎた指導が原因で柔道の大会が廃止される事になったと言う話題です。子供に期待しすぎる一部の大人達のせいで……残念。

　３月１４日(※執筆時)、全日本柔道連盟（全柔連）が、毎年夏に開催していた全国小学生学年別大会を２０２２年度から廃止する事を都道府県連盟宛てに通知しました。通知には「行き過ぎた勝利至上主義が散見される」と言う理由が書かれていたのだそうです。

　０４年度から始まったこの大会は、全柔連が唯一単独主催する小学生の全国大会。５、６年生が対象の個人戦で、重量級と軽量級に分かれて争われます。

　関係者によると、指導者が子供に減量を強いたり、組み手争いに終始する試合があったりしたのだとか。判定を巡って指導者や保護者が審判に罵声を浴びせる事もあったのだそうです。

　全柔連幹部は「大人が子供の将来ではなく、眼前の勝敗に拘泥する傾向があった。見つめ直す契機にして欲しい」とコメントしています。

　子供の習い事って、親の方が熱心だったりする事もよくありますよね。その熱心さが指導者にも伝わるのか、指導者の方が更に熱心なのか……。親はともかく、指導者の暴走は本当に残念です。

　柔道では特に行き過ぎた指導が話題になりがちですよね。そりゃ格闘技のひとつですし、熱が入るのは仕方がないのかもですが……。

　大事な大会を廃止する決断をさせるくらいですから、この大会のために暴走する大人達の犠牲になる子供達がそれだけ多かったと言う事なのでしょう。苦情と言うか、それを含めた報告が多く全柔連に届いたのでしょうね。嘆かわしい話です。

　習い事は子供の事を尊重して、無茶な事をしないようにして欲しい。せめて指導者だけでも。って言うか、指導者がちゃんとしていればいいだけのような気もします。

　この記事に対するコメントでは『すっげえ分かる！　俺は空手だったけど、審判員に罵声やクレーム抜かす馬鹿親もらおったわ。俺は選手でもあったけど、審判もやってたからな。素人の節穴目とは違わ！』や『何のスポーツでもそうだけどね。野球やサッカーだって酷いよ』や『『勝ちにこだわる』のと『勝ちだけにこだわる』事の違い。何より子供じゃなく指導者や保護者がおかしい』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、負ける事から学べる事を教えてもらってないんだと思うとか、子供のスポーツの背後には大人のエゴがありがちと言うコメントもありましたね。

　大人のエゴで子供時代を台無しにされた人のコメントも多かったです。良識のある人も多いと思うのですけど、そうでない人も多い。こう言う話題が、暴走する人に少しでも自分達の行動を反省するきっかけになってくれたらいいですよね。