　今日(※執筆時)の地元はしめじめと小雨が降っております。室温は執筆時で１０.５℃。さんむぅい。あでも雪の降っているところに比べたら天国でございます。そう言えば昨日散々今日関東地方で雪が積もりますよーて言ったんですけど、予報通りの光景が広がっているのでしょうか。本格的に降るのは午後からみたいですから、これからですね。該当地域の皆さん、どうかお気をつけて。

　ガソリン料金が１リットル１７０円超えたら政府が１７５円になるまでは面倒見ますよって言ってたじゃないですか。で、値段が上がったので政府が元売りに補助しました。その結果がリッター１７１.２円。政府の補助がなかったら１７３.７円だったんですって。

　え？　ちょ待って。補助入ったら１７０円キープちゃうの？　余裕で１７０円超えてるんですけど？　税金入れてこれはちょっと納得いきませんねえ……。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で９７８３３人、東京で１８２８７人、大阪で１５２６４人、神奈川で７２５２人、埼玉で４９４４人、千葉で４７４１人、愛知で６７８７人、兵庫で６１３５人、福岡で５００２人の感染者が新たに確認されたり、後藤厚生労働相が保育所での子供のマスク着用について「無理強いする事がないと明確にした上で、具体的な取り扱いの留意事項を近日中に周知したい」と述べたりと、先日の尾美発言が物議を醸しているみたいですね。お子様にマスクは不要です。私はそう思います。早くこの騒ぎが笑い話になって欲しいなぁ。

　さて、昨日は、テレ朝の社員がＩＴ導入補助金を不正受給して詐欺容疑で逮捕されたり、岡山で５歳の娘に暴行したり長時間立たせたりして殺した虐待容疑で母親と内縁の夫が逮捕されたり、ソニーが６年ぶりに１台４０万円の高級ウォークマンを発売して話題になっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、うなぎの産地偽装をした会社が破産しそうになっていると言う話題です。嘘をついて儲けたツケは大きかったようですね。

　２月９日(※執筆時)、民間信用調査会社の東京商工リサーチ奈良支店は中国産ウナギを『国産』と偽って弁当などを販売していた奈良県の食品販売会社『うな源』（森本猛央社長）が自己破産の準備に入った事を公表しました。

　同支店によると、『うな源』は１９６７年創業。ウナギ料理専門店を経営し、本店の他に奈良県内の近鉄百貨店、あべのハルカスなどに計４店舗を出店していました。負債総額などは調査中。１月２２日から休業しているのですが、信用失墜により営業再開の目処が立たないのだそうです。

　うな源は１月末に近畿農政局から２０２０年に中国産ウナギを使ったうな重など約１５万８０００個のラベルに国産と表示して販売していた事で食品表示法に基付く是正措置を求められていました。

　本店のシャッターには２月７日付で『閉店のお知らせ』と、奈良地裁葛城支部に破産の申し立てをする予定と書かれた貼り紙が掲示されています。

　地元で長年愛されてきた老舗のお店も、一度産地偽装をしたばっかりにその歴史が閉じられてしまう。信用の失墜の影響力の強さを感じさせてくれます。産地偽装はハイリスクハイリターンなのですね。嘘で得た利益は泡のように一瞬で消えてしまいました。偽装をしたばっかりに従業員も路頭に迷ってしまう羽目に。残念。

　つい最近の熊本産のアサリもそうですけど、食品の産地偽装は禁じ手です。バレたらおしまいなんです。なのにどうして手を染めてしまうのでしょうね。信用を得るのには時間がかかり、失うのは一瞬と言うのは誰だって知っているはずですのに。魔が差すのかなぁ……。今回の件は同業他社にも他山の石にしてもらいたいですよね。

　信用を失えば何もかも失うと言う最悪例として。肝に銘じて欲しいところです。

　この記事に対するコメントでは『天然鰻を出せないならまだ養殖でもいいけど、支那産を国産と偽装するのはあかんね。論の外やな。破産？　当たり前だろ』とか『産地偽装して信用失墜したのは自業自得』とか『昔、船場吉兆と言うのがあって、産地偽装、消費／賞味期限切れの菓子販売、客の食べ残しの再提供などやらかして信用失墜、廃業しました。信用を失えば社会で立つ事は出来ない』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、受け継がれてきた看板を穢して満足か？　とか、客を騙すから我が首を我が手で絞めると言うコメントもありましたね。

　やはり自業自得と言う意見が多かったですね。正直に輸入モノと表示していたらこんな事にはなっていなかったでしょう。嘘つきが相応の報いを受ける、ある意味いい時代になりました。産地偽装の闇と言えば、お米とかが長年の慣習になっていたりもしますけど、ここにもいつか光が当たって欲しいものですね。