2022年の話題

2022年1月

安全対策をしっかりしていれば、こんな事には……

 あけましておめでとうございます。元旦の地元はめでたく晴れております。今朝は初日の出を見に地元の絶景スポットに向かったのですが、海面近くを厚い雲が覆っていて、残念ながらいい感じの初日は拝めませんでした。まぁ毎年元旦はこうなんですけどね。不思議と1月3日とかでは雲がなかったりするんですよ。元旦だけ雲が多いと言う。不思議なものですねえ。

 そんなこんなで今年も無事に始まりました。いい一年になるといいな。


 年末の話題と言えば、そのひとつに年末ジャンボの抽選会もありますよね。12月31日に東京オペラシティでこの抽選会が行われ、当選番号が決まりました。1等賞金が7億円、1等の前後賞が各1億5000万円の年末ジャンボ。1等3000万円に前後賞1000万円の年末ジャンボミニ。

 年の瀬に見事幸運を引き当てた方、おめでとうございます。どうか賞金を有効に使ってくださいね。当たった事で人生を転落しませんように。と、いきなり不吉な事を言っちゃいけませんな(汗)。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で510人、東京と大阪で78人、沖縄で44人の感染者が新たに確認されたりしました。じわりと感染者の数も増えてきていますけど、海外に比べたらまだまだ少ない少ない。今後もこの水準を維持出来ますようにと願うばかりです。


 さて、昨日は、酔っ払って警察官に暴行したテレ東社員が逮捕されていた事が分かったり、高知の建設会社の轟組が工事現場で作業員が事故を起こしたのに労働基準監督署への報告を怠る『労災隠し』をしていた事が分かったり、新潟の佐渡島にある両津交番と佐和田交番に『月光仮面』を名乗る匿名の寄付が届いたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、芸術のために電動工具を使っていたら大惨事になってしまったと言う話題です。しっかり安全対策をしていればこんな事には……残念。


 12月30日(※執筆時)、栃木県警宇都宮中央署は文星芸術大美術学部の3年生で宇都宮市富士見が丘在住の西岡洸さん(21)が大学での作業中に重い火傷を負い、入院先の病院で死亡したと発表しました。


 同署によると、西岡さんは22日の午後2時頃、同大学で鉄板を電動工具のグラインダーで切断中に火花が着衣に引火して大火傷を負ったのだそうです。その後、病院に搬送されたのですが、30日に死亡してしまったのだとか。死因は重症の火傷による蘇生後脳症。現在、同署が詳しい状況について調べているとの事です。


 この死因、聞き覚えがあると思ったら大阪雑居ビル放火犯の死因と同じですね。冬の服は火が移ったらあっと言う間に燃え広がるものが多いそうです。防寒と引き換えにそんなリスクがあったのですね。夏の服と違ってすぐに脱げるものでもないですし、パニックになったらもうどうする事も出来なかったのかも……。

 焼死は死の種類の中でも最も苦痛が激しい死に方とも言われています。こんな事になってしまうだなんて、本当にお気の毒様です。合掌。


 芸術家の皆さんは鉄板加工の本業の方ではないので、安全対策も軽視しがちなのでしょうか? 学校でこの作業を学んだ時には、多分十分に安全対策について指導されたと思うのですが……。

 この学生が作業をしていた時、他に誰もいなかったのでしょうか? その服装では危ないと誰も指摘しなかったのでしょうか? 本人が気付けていない以上、誰かが指摘していれば防げた事故だったのかも知れませんよね……。


 この記事に対するコメントでは『サンダーの火花が引火するなんて、そんな服装でやったらアカン作業なんだよな……。作業着着用させような』とか『ポリエステルなどの化繊の服は石油が原料になっているので、勿論火を近付けると引火し易い。気の毒な事故だが、火花が散る作業場での適切な服装などの知識や指導が足らなかったのでは』とか『失礼ながら、工作時の服装を教えなかったんですね。昔、溶接作業を横で見てたら「その服で近付くな!」と、職人さんに怒られました。サンダーの切削火花で引火するってどんな服装をしていたんだろう?』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、作業は同じなんだから街の鉄工所と同じような安全装備と手順をとか、こう言うところにプロとアマの違いが出るんだよなと言うコメントもありましたね。


 やはり、防げたのに防げなかった事に対するコメントが多かったです。大学側の落ち度もきっと追求されますよね。大事なお子様を亡くされて、親御さんも相当なショックを受けている事と思います。今後、こう言う事故が起こらない事を願うばかり。


 と言った感じで、今年もゆるゆると書いていこうと思います。昨年同様、2022年もどうかよろしくお願いします。

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