　今日(※執筆時)も地元はピカッピカに晴れております。室温は執筆時で３１℃。まだまだ日中は暑いですね。半袖もまだまだ手放せませぬな。

　ただ、朝晩はすっかり寒くなりました。秋ですねぇ。秋も深まりましたねぇ。

　えっと、今日は特に前置きで語るほどのネタがありません。そう言う日もありますよね。日常ネタで言えば、今ハロウィン用の短編を書いております。このまま書き続けていけば、後３日もあれば公開出来るかな。ま、そんな感じです。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で１２４６人、東京で１９６人、大阪で１８４人の感染者が新たに確認されたり、ウィルス流行時に封鎖された武漢市に入って情報発信していた先で行方不明になっていた陳秋実氏が１年８ヶ月ぶりに姿を見せたり、緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置が全面解除されて飲食店の酒類提供やイベントの収容制限などが緩和された週末に多くの地域で人出が増加した事が分かったり、アメリカ製薬大手メルクが開発中のウイルス経口治療薬『モルヌピラビル』の治験で重症化リスクがほぼ半減したと言う暫定分析結果が出たりと、薬が普及すれば今の息苦しさもなくなるかもですね。早くそんな日が来ますように。

　さて、昨日は、フィリピンのドゥテルテ大統領が副大統領選にも不出馬を表明して政界引退を発表したり、園児が送迎バスに閉じこめられて死亡する事故が起きた福岡の双葉保育園が現在中止しているバス送迎を廃止すると発表したり、兵庫で盗撮犯に声をかけて逮捕に繋げた男子高校生に警察から感謝状が贈られたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、ロマンス詐欺の片棒を担いだ女性もまたこの詐欺の被害者だったと言う話題です。訳が分からないよ！

　１０月１日(※執筆時)、京都府警東山署は米国籍の男性を装いＳＮＳで知り合った女性から現金９０万円をだまし取ったとして、札幌市在住のシンガー・ソングライターの女性（７５）を詐欺容疑で再逮捕しました。

　交際相手のように振る舞って恋愛感情を抱かせ、金銭を要求する『国際ロマンス詐欺』の手口とみられるのですが、容疑者自身も外国籍の男をかたった詐欺の指示役とみられる人物に恋愛感情を抱き「指示してくれる人の役に立ちたかった」と、被害者から現金を受け取る『受け子』を無報酬でしていたのだとか。

　再逮捕容疑は４月６日以降に別の人物と共謀してフェイスブックで知り合った秋田在住の無職の女性（６４）に米国籍の男性をかたり「自分は国連関係者で、整形外科医としてイラクで働いている」「日本で一緒に住みたい。帰るための飛行機代として現金９０万円を用意して欲しい」など嘘をつき、５月４日に女性宅を訪れて９０万円を受け取ったと言うもの。容疑者は「お金を受け取っただけで、騙してはいない」などと容疑を一部否認しているのだとか。

　同署によると、容疑者は別の詐欺事件で逮捕されており、押収したスーツケースから秋田のホテルの領収書などが見つかったのだそうです。ホテルは被害者の女性が予約したと書かれており、そこで今回の被害が発覚したのですが、警察が連絡するまで女性は詐欺と気付かなかったのだとか。

　容疑者は指示役の人物とメールのみでやり取りをしていて、実際に会った事はなかったとみられています。

　登場人物みんな高齢者……。いや、指示役はもしかしたら若いのかも知れんけど（汗）。しかしこの事件、どう考えればいいのでしょうね。国際ロマンス詐欺と言えば、高齢女性が引っかかるイメージがありますが……。引っかかった女性が更に詐欺の片棒をかつぐって……今回の場合は、騙されていると気付かずに犯行に加担したっぽいですけど……。

　７５歳のシンガーソングライター……今までの人生にも色々あったと思うのですよ。そう言う人でもロマンス詐欺は見抜けないものなのですね。女性を騙すには女性の感性の方が良かったのか、秋田の被害者も騙された事に気付かないって、よっぽどですよ。７５歳のおばあちゃんがお金を受け取りに来ても不審に思わないんですねぇ。

　メールのやりとりだけで全てが完結するって、騙す文才があれば誰にでも出来そうで何だかなぁ。ネットに不慣れな高齢者相手だから成立するんかな。

　この記事に対するコメントでは『「ちょっと何言ってるか分からない」とサンドウィッチマン富澤でなくてもみんなそう言うだろう』とか『ロマンス業界も高齢化』とか『お婆さん２人とも色ボケ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、これ実話なら気が狂ってるとか、ロマンスの神様が聞いたら泣くと思うと言うコメントもありましたね。

　やはりネットを活用するには、嘘を嘘と見抜ける人でないとなりませんな。自分相手に自称イケメンやイケオジがいきなりメッセージを送ってくる事なんてないんだよ！　分かってよ！　それが現実なんだよ！　と言う事で。