ふふふ……カギ番号さえ分かればこっちのもんだぜ

 今日(※執筆時)の地元は薄ぼんやりと晴れております。室温は執筆時で24.5℃。あんまり暑くはない感じですね。明日雨の予報なので、こんな感じなんかなぁ。

 今日も新しい話を思いついたんですよ。世界に5冊だけ存在している不思議な力を持った本。この本の持ち主達が冒険して色々あって最後に世界を救う感じの物語。まぁありがちな設定よね。設定だけでも詰めるかなぁ……。


 昨日ネットを騒がせた話題のひとつに、内閣官房参与を務める高橋洋一・嘉悦大教授のツイッターのつぶやきが炎上したって言うのがありましたね。世界各国の感染者数を比較するグラフと共に『日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑』と言うつぶやきをしたらしいです。これ、炎上しないと思ったんでしょうか。だとしたら相当お気楽ですよね。せめて真面目な文章で書くとか、裏アカで書くべきでしたなあ。これでまた現政権の評判が下がってしまいました。残念。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で4938人、東京で573人、大阪で668人の感染者が新たに確認されたり、政府が外国からの入国者に求めている位置情報の報告などの指示に従わない人が1日最大約300人に上る事が分かったり、宮崎県が県全域を対象に県独自の緊急事態宣言を出したり、北海道の岩見沢市であった成人式の後に北海道職員も参加した複数の飲食店での会合でクラスターが発生した事が分かったりと、また大阪の感染者数が東京を上回ってしまいましたね。今日の結果ではどうなっている事でしょう。どちらも減ってくれるのが一番なのですが……。


 さて、昨日は、香川の溜池で釣りに来ていた6歳の子供と33歳の父親が池に落ちて亡くなった事が分かったり、大阪で同居する内縁関係の妻の6歳の長女を逆さ吊りにして浴槽の水に入れて虐待をしていた男が逮捕されたり、東京の世田谷一家殺害の現場に落書きをしていた男子高校生が書類送検されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、人の家の鍵を勝手に作っては侵入を繰り返していた変態の話題です。こんな簡単に合鍵が作られたら溜まったものではないですね。


 5月10日(※執筆時)、福岡県警久留米署は鍵に記された固有番号で合鍵を作って女性宅への侵入や盗みを繰り返したとして、福岡市早良区の元久留米大医学部生の阪上翔伍被告(37)を窃盗容疑などで逮捕、送検したと発表しました。


 送検容疑は2015年9月~21年1月、福岡県久留米市や福岡市で住居侵入や下着窃盗などを繰り返したと言うもの。同署は164件(総額約3万9100円相当)の被害が確認されています。容疑者は二十数人の自宅に侵入したと言い「普段は見られない世界を見たかった」と容疑を認めているそうです。


 同署によると、阪上容疑者は16年4月に久留米大医学部に入学。授業の休憩中や実習中に女子学生の自宅の鍵の固有番号を盗み見る形で控え、後にインターネットで合鍵を注文。1月下旬に侵入先で顔見知りの女子学生と鉢合わせして事件が発覚したのだとか。

 容疑者は「合鍵の作り方はテレビやネットで知った」と供述しています。


 業界団体によると、固有番号のみで合鍵を作る事は可能で「安易に鍵を他人に見せたり貸したりしないで欲しい」と注意を呼びかけています。


 テレビやネットが犯罪の手口を紹介して、犯罪者がそれを悪用する。もしくは、便利情報として悪用される恐れのある情報を流してしまう。これどうにかならんものですかねぇ。今回の記事もまた、ヨコシマな人に良いヒントを与えちゃってますよ。何だかなぁ……。

 気をつけてって話ですけど、今回の件では盗み見られちゃってるんですよね。鍵は肌身放さず持ち歩いて誰にも見せないようにしてねって忠告でいいのかな。


 本当、今回の容疑者が変態で被害総額が少なかったのは不幸中の幸いですよね。マジ窃盗犯だったら被害総額が二桁は跳ね上がってたんじゃないかな? それに、今回は空き巣でしたけど、もし性暴行目的だったら……怖い話ですよね。業界団体も番号だけじゃ合鍵を作れないようにして欲しいものです。でないと、またこの仕組みを悪用される事件が発生しかねませんよ……。


 この記事に対するコメントでは『医者になる前に捕まって良かった』とか『本当に油断も隙もないから気を付けなきゃね!』とか『盗み見で覚えれるとか頭いいんだな。残念な形の……』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、鍵にはマステ等で番号隠しておく。これおすすめとか、アホな開業医のどら息子で10浪以上してFラン地方医学部に入った輩だろうか? と言うコメントもありましたね。


 便利と危険は隣り合わせですよね。だからこそ、そのリスクにも対応して欲しいと願うばかりです。悪意はどこにでも潜んでいるものですから……。

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