このご時世、議長だからって贅沢はいかんよな……
今日(※執筆時)も地元はぽんぽろぴんと晴れております。室温は執筆時で24℃。数日前に関東の辺りで朝がすごく冷えるって予報になってましたけど、今朝は寒かったですか? それとも寒くなるのは明日から? 予報が当たったにせよ外れたにせよ、今朝の地元はそこまで冷え込んではいませんでした。明日以降もそうだといいな。
歳時記的な話で言えば、年賀はがきの販売が始まったみたいです。こう言う話題を目にすると歳末を感じますな。今年もあっと言う間でしたのう……(遠い目)。
昨日芸能関係で一番大きな話題になったのは、俳優の伊藤健太郎容疑者の逮捕のニュースですよね。何でも轢き逃げ事件を起こしてしまったのだとか。出演映画の公開前日って……悪い意味で話題になってしまいましたよね。残念。
後、このニュースで注目するのは、事件を目撃して逃げてしまった容疑者の車を停めさせて説得した人の存在です。正義感の強い人ですよね。こんなご時世ですが、見て見ぬ振りする人ばかりじゃない。素晴らしいと思います。
ではまずコビッド関連の話題から。国内の感染者が累計で10万人を超えたと発表されたり、東京で新たに221人の感染が確認されたり、警戒ステージをひとつ上げた北海道で知事が静かに飲食をお願いしますなどの要望を伝えたりと、この中では累計10万人と言うのが数字マジックのような気がします。現在の患者数ではないですからねコレ。しかもクルーズ船の数も含めてますし。累計は減る事はないから、これからも新聞のいいネタにされそうだなぁ……。
さて、昨日は、菅首相が日本学術会議の会員候補6人の任命拒否について民間出身者や若手研究者の推薦が少ない事を指摘した上で自分が決めたと明言したり、法制審議会が2022年に成人年齢が20歳から18歳に下がるのを踏まえて18歳以上なら起訴後は実名報道を解禁する事を発表したり、魅力度ランキングで栃木県が最下位になった事を巡って栃木県知事選の立候補予定者の行動や発言が騒動になっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、とある地方の改革の話題です。今の御時世、偉いと言う理由だけで贅沢が許されるものではないですよね。お役所改革は地域からなのかも知れません。
愛知県の扶桑町が、議長用公用車として使っていたトヨタの高級車『クラウン』を廃止し、インターネットオークションに出品して落札された事が判明しました。利用実績が少なく『限られた予算を効率的に運用するため』なのだそうです。今後は町長車を共用し、場合によっては町長、議長が相乗りする事にするのだとか。
議長車は黒いクラウンで2013年9月に約425万円で購入。走行距離は約5500キロと少なく保険代や車検代などの維持費がかさむため、昨年度に売却を決めたのだそうです。今年9月にオークションサイトに出品。そこで16件の入札があり、10月13日に最低落札価格150万円を上回る約203万円で落札されました。売却益は町の一般財源として活用するのだそうです。
町は人口3万4878人(9月末現在)。通常、公用車は使用限度まで乗ってから処分しており、ネットオークションに出品するのは今回が初めてなのだとか。
公用車を巡っては、山口県などの高級議長車購入が疑問視されています。町総務課担当者は「売却決定はこの問題の前だが、公用車を見直す事で財源が確保出来る。年式からすると、高い価格で落札していただけた」と満足げに話していました。
人口3万人だと予算もあまりないでしょうし、このご時世ですからね、どうにか財源を確保したいと言う流れもあったのでしょう。お金の欲しい町側と、車が欲しかった人のお互いの利益がマッチングしたウィンウィンの結果になって何よりです。
もっと大きな自治体になると、まだまだ贅沢の幻想に酔っている偉い人もいらっしゃるみたいですけど、臨機応変な対応をして欲しいものですよね。
こうして見ると、地方行政の方が色々と動きが早くて時代に即した対応をしていますよね。今までタブーだったものをあっさりと破ったりして。政府は大きくて動きも鈍くなりがちですけど、地方ならではの対応の速さ、地域に密着した政策、これからはそう言う地域差がどんどん広がっていく事になるのかも知れません。だからこそ、選挙で誰を選ぶかが今後はもっと大事になってくるのでしょうね。
この記事に対するコメントでは『どっかの兵庫県知事に見せてあげたいですな』とか『公用車を持つことがムダ。運転手が必要だし、タクシーを使う方がお得だね』とか『7年約6000キロだったらレンタカーでもいいような気がする。乗らなくてもオイル交換はしないといけない』などの意見が多くの支持を得ていました。公用車を持つ事自体が無駄などの辛辣な意見も多かったです。皆さん厳しいですなぁ……。
コビッド対策で各地域の対応が個性豊かだったように、今後は全国で大体一緒だった雰囲気も変わって来て、それが各地域の魅力に繋がっていくのかも知れませんね。今はどこも厳しいですし、苦しい中から希望が生まれてくる事を祈るばかりです。
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