スキマニュース日記

もうコンビニも２４時間に固執する時代じゃないんやぜ……

　今日(※執筆時)も地元はじーじわわーと晴れています。台風９号の影響なのか１０号の影響なのか、風はかなり吹いていますけど。室温は執筆時で３２.５℃。昨夜の雨の影響もあるのか少し下がりましたね。今後も下がっていって欲しいところです。

　その台風１０号ですが、やはりすごい勢いを持ったまま九州に上陸しそうです。記録がある１９５１年以降で９３０ヘクトパスカル以下で上陸した台風は伊勢湾台風など過去に３例だけなのだとか。

　中心気圧９３０ヘクトパスカル以下、最大風速５０メートル以上で近付くと予想されると、気象庁は台風の特別警報を発表します。台風の特別警報は沖縄以外で発表された事はありませんが、台風１０号はその規模のものになりそうなのだとか。十分に警戒したいところですね。

　ではまずコビッド関連の話題から。ウイルスの感染症対策を検討する厚生労働省の『アドバイザリーボード』が感染状況について全国的な傾向として「新規感染者数は緩やかに減少を始めていると考えられる」と評価していたり、東京で１４１人、大阪で１１５人の感染者が新たに確認されたり、兵庫で神戸市がウイルスに感染した患者１人分の個人情報を市ホームページに誤って掲載した事が分かったりと、感染者が本当に減少しているならいい傾向ですね。これから冬になった時にぶり返さない事を願うばかりです。

　さて、昨日は、兵庫の尼崎市が『専ら異性を同伴する客に利用させる事を目的とする施設』と表現していたラブホテルの定義を『性的営みの相手方を同伴』に変更する事を発表したり、新潟の燕市で戦争を待望するかのような発言をした遠藤教育長が今月下旬に辞任する意向を明らかにしたり、日本郵便九州支社が佐賀北郵便局の男性社員が約２年間に渡って『ゆうメール』５５６個を配達せずに隠していたと発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、コンビニの営業形態についての話題です。今更それを取り扱うの？　って感じの話なのですけど、やっとそう言う時代になったと言う事なのでしょうね。

　９月２日(※執筆時)、公正取引委員会はコンビニエンスストア業界の実態調査結果を公表しました。社会的関心を集めた２４時間営業について、加盟店オーナーの６６.８％が見直したいと回答する一方、コンビニ本部が『交渉に応じていない』ケースもあり、独禁法に違反する可能性があるとの認識を示しました。

　公取委は今回の結果を踏まえ、コンビニ８社に自主的な改善を要請したそうです。

　調査結果は、時短営業に『一時的に切り替えたい』が１８.８％、『完全に切り替えたい』が１５.８％、『実験してみたい』が３２.２％でした。背景として深夜の時間帯に採算が取れない事や、人手が確保出来ない事を挙げる回答が多かったのだとか。

　また、時短営業の意向を本部に伝えたオーナーの内の８.７％が『本部が交渉自体を拒絶している』と回答しています。

　最近は田舎でもコンビニがあちこちにあって、その全てが２４時間営業なのは正直エネルギーの無駄遣いのような気がしないでもありません。それで経営が成り立っているのならいいのですけど、アンケートの結果を見ると必ずしもそうではないようですしね。今更と言う気もしますけど、見直すべきが来たのかなと言う気もします。

　事の発端は去年のセブンイレブンのアレだったのでしょうか？　あの店舗自体は色々と問題もあったみたいですけど、問題提起をしたと言う部分においては大きな一歩だった気がします。セブンイレブンって同じ地域にいくつもお店を出して食い合いをさせたりとか、本当にえげつないですよね。ああ言う戦略はぜひ止めて欲しいと思います。ヒドいのは警察が動いたっていいのにな。そう言う法律をまずは作らんとあかんか……。

　この記事に対するコメントでは『良かった良かった。これで少しずつ世の中から搾取とハラスメントが減る事を願う』とか『悪いのは２４時間営業ではなく、少ない人手で２４時間回さざるを得ない経営を強いる奴隷契約っぽいけどね。どうせ契約んときは良い事しか言わないんだろうなー』とか『場所によるんだよ……。インフラや医療福祉救急等の傍なら需要があるだろうし……。住宅地のど真ん中、終電以降、始発まで人通りがほぼなさそーな所なら閉めた方が安全かと』などの意見が多くの支持を得ていました。コンビニは身近なお店だけに色々とオーナーを気遣うような意見が多かったですね。コンビニってオーナーの犠牲の上に成り立ってる部分も大きいですからな……。

　本当、今更って話ではありますけど、コンビニの環境が良くなっていく事を願うばかりです。特にセブンイレブンね。ファミマとかのひどい話は聞かないけど、だからって闇の深い話はきっとあるんだろうなぁ……（汗）。