　今日の地元は雨のち曇りです。朝はひどい雨でずっと降り続くかと思わせておいて、徐々に止んでまいりました。おお、天気予報もたまには当たるじゃん……。予断は許しませんけど。

　ちなみに、執筆時の室温は２５℃です。きっとこれから上昇していくのだろうなぁ……。

　昨日ね、いつもウチの窓の遊びに来てくれるヤモリさんの一匹が窓の縁でお亡くなりになられていたのよ。特に外傷は見当たらないので、死因は謎のままなんだけど。

　ヤモリさん、本当触ったら柔らかくてねぇ。嘘みたいだろ……（略）なんですよ。昨夜は別のヤモリさんが遊びに来たんだけど、死んじゃった同族にほぼ無反応だったんだよね。それが野生の世界なんだなぁ。死して屍拾う者なし。諸行無常ですね。

　ではまずコビッド関連の話題から。アメリカでコロナパーティーに参加した３０歳の男性がウイルスに感染して亡くなった事が明らかになったり、東京で新たに１１９人の感染が確認されたり、都はこれまで若者の感染が７～８割を占めると強調してきていましたけど徐々に高齢者層の感染も目立ち始めている事が分かったり、先日クラスターが発生した舞台の件で保健所が観客も濃厚接触者と指定した事が分かったり、奈良の佐川急便奈良営業所でクラスターが発生した事が分かったり、今夏の看護師らのボーナスを引き下げた医療機関がおよそ３割にのぼる事が分かったりと、病院に患者が来なくなって病院の経営も大変になってきているみたいです。まさかこんな理由で医療崩壊が起こりかけているだなんて……。どうにか持ちこたえて欲しいものですね。

　さて、昨日は、東京高裁が手術直後の女性患者にわいせつな行為をしたとして準強制わいせつ罪に問われた男性医師の控訴審判決で１審・東京地裁の無罪判決を破棄して懲役２年を言い渡したり、フルタ製菓が中国企業による冒認（抜け駆け）商標登録の取り消しを求めた裁判で中国の最高人民法院で勝訴した事を発表したり、静岡の飼育施設から逃げ出していたサーバルキャットが１６日ぶりに静岡市内で捕獲された事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、少し前に関東地区を騒がせた火球のその後の話題です。てっきり空中で燃え尽きたのかと思ったら、無事に地表に辿り着いていたのだとか。

　７月１３日(※執筆時)、国立科学博物館は関東地方上空で観測された火球が隕石であり、千葉県習志野市（チーバくんの『アゴ』あたり）に落下した事を確認したと発表しました。隕石の落下は２０１８年の小牧隕石以来２年ぶりで、国内で５３番目に確認された隕石となるそうです。

　国立科学博物館によると、大火球が観測されたのは７月２日２時３２分。それと同じ頃、千葉県習志野市のマンションに隕石が落下したのだとか。住民はマンションの２階で『大きな音』を聞いており、翌３日の朝、玄関前の中庭に面した共用廊下に石の破片がある事を発見。廊下の手摺りにはこの隕石が当たった跡と思われる傷があったのだそうです。

　その後、４日に管理人と一緒に中庭を調べたところ、２つ目の破片も見つかります。この２つ目の破片は雨と外気に２日間当たっていたため、隕石に含まれる金属が錆びて茶色くなっていたのだとか。

　この破片について、国立科学博物館でガンマ線測定を実施。これにより、宇宙線により生成する放射性核種（宇宙線生成核種）のアルミニウム-２６（半減期約７０万年）、ナトリウム-２２（半減期約２.６年）、マンガン-５４（半減期約３１２日）、マンガン-５２（半減期約５.５日）等を検出した事から、最近落下した隕石である事が確認されたのだとか。

　２つの破片はきれいに合わさる部分があるため、ひとつの隕石が割れたものと考えられています。

　国立科学博物館は大学や研究所の隕石研究者の協力のもと、隕石内の鉱物や希ガスの分析を進めているようです。分析により隕石の分類が確定した後、国際隕石学会に名称を『習志野隕石』として登録申請する予定なのだとか。

　う～ん、隕石はやっぱり宇宙のロマンです。燃え尽きずに残った隕石が地表にぶつかると大きなクレーターが発生するイメージがありますけど、小さいものなら少しぶつかった辺りを壊しちゃう程度で大きな破壊に繋がらないのですね。

　これはイメージを上書きしなくちゃだなぁ。今までは小さなものでも大破壊を起こすイメージでしたよ。何かの物語でそう言う設定を見たんだったかなぁ……。

　習志野隕石、いいですね。千葉にはチバニアンもありますし、ますますロマンのある地域になってきた気がします。確かこう言う火球が無事に発見される事自体が珍しかったはず。隕石が燃え尽きずに落ちるケース自体はさほど珍しくはないそうですが、多くは海に落ちちゃうみたいなんですよね。

　そう言う意味でも千葉県は『持っている』県なのでしょう。流石ですね！　博物館に展示されたら人気になるんだろうなぁ、習志野隕石。

　この記事に対するコメントでは『チーバ君、顎痛くないですか？』とか『見つかりましたか。人やガラス等に当たって怪我とかされた方がいなかった事は幸い。モノ的には一般的な石質隕石みたいですが貴重な一品、精密な調査結果発表ヨロです♪』とか『千葉に落下星』などの意見が多くの支持を得ていました。人に当たらなくて良かったと言うコメントも多かったです。確かに確率は低くてもそう言う可能性もありましたものね。被害がさほど大きなものにならなくて何よりです。

　隕石と言えば放射性物質ですが、人体に害の及ぶほどのものは検出されなかったのでしょうね。記事に書かれてませんでしたから。ネットコメントによると、隕石自体が一般的なものみたいですし。隕石、自分ちの庭にも落ちてこないかなぁ……☆彡