仕事がない……食えない……どうすれば……せや!

 今日(※執筆時)の地元は……晴れ……って言うか、ほぼほぼ曇りですね。まぁ雨が降らなきゃいいかな。室温は執筆時で23.5℃。うん、気温の上昇も始まりました。ツバメの声も聞こえ始めたかな。いい感じです。

 昨日もそうだったのですけど、最近妙に地震が多い気がするんですよね、地元。今の所は微震で済んでますが、どうか大きな揺れの前触れでない事を願うばかりです。


 ではまずコビッド関連の話題から。米マサチューセッツ工科大などの国際研究チームがウイルスの感染方法について細胞側が防御する仕組みを乗っ取って利用しているとみられると言う発表をしたり、ウイルス対応を担当する西村経済再生相が同行していた職員の感染を受けて自宅待機する事が分かったり、大阪府内のイオン系列店計35店舗が26日から当面の間、妊婦や高齢者、身体障害者らが優先的に入店出来る時間帯を設ける事が分かったり、全国スーパーマーケット協会などのスーパー業界3団体が少人数や短時間での買い物に協力を呼び掛ける統一ポスターを作成したと発表したり、大阪で自粛をしないパチンコ店を公表したらその店舗が大繁盛してしまったり、山梨では逆に県内のパチンコ店が全店休業した事が分かったりと、各店舗の対策が固まってきた感じがしますね。それと、政府のエラい人や対策を考えるスタッフに感染が広がったのはやばい気がします。大丈夫かな……。


 さて、昨日は、総務省がウイルスの感染防止のため、10月に予定する2020年国勢調査での対面による調査票配布・回収を取りやめる事を発表したり、埼玉で乗用車のトランクに女性の死体を遺棄していた男が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、このご時世で食えなくなった人が最後の手段を選んでしまったと言う話題です。何て言うか、こうなる事は予想の出来た展開ですよね……。


 4月23日(※執筆時)、警視庁は閉店後のスーパーからカップ麺や酒を盗んだとして、自称東京都新宿区の60代の男を建造物侵入容疑で現行犯逮捕し、同容疑と窃盗容疑で送検しました。男は容疑を認め「日雇い労働をしていたが、新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなり、腹が減っていた」と供述しているそうです。


 目白署によると、男は23日午前2時頃、東京都豊島区のスーパー店内に侵入して、カップ麺や米、キャベツ、酒など二十数点(1万数千円相当)を盗んだ疑いがあります。


 当時、店は営業時間外で男は出入り口をドライバーでこじ開けたのだとか。窃盗中に防犯センサーが反応し、駆けつけた署員にその場で取り押さえられたのだそうです。この時、男のリュックの中は飲食料品でいっぱいだったのだとか。


 悲しくて切ない事件ですよね。非常時になると、いつだって一番弱い立場の人から日常が崩れていく。どうやってでも生きていこうと言う意志が人を犯罪者にしてしまう。今回の場合、職業が職業ですし、失うものが何もなかったゆえの犯行とも言えます。無事に犯行が成功しても食い繋げるし、捕まっても刑務所とかで衣食住は保証される。こう言う無敵の人の犯罪が今後各地で増えていきそうな気がします。


 人を殺すでもなく、人を騙すでもなく、ただそこにある商品を盗むだけ。万引もそうですけど、窃盗って一番心の障壁の低い犯罪ですよね。不景気になればなるほど、その誘惑に抗えない人は増えていく事でしょう。一番大変なのはスーパーなどの小売店ですよね。きっと今後しっかり対策はなされていくのでしょうけど、それでも負担は増えていくと思います。発端が厄介な病気とは言え、困った話ですよね。


 この記事に対するコメントでは『ぬくぬく守られてる政府関係者一同よ、これが現実だ』とか『盗みは悪い事だけど、スリルを求めた万引きとかじゃなくて生きるために盗んだってのが切ないな。 悪い事だけどさ。 盗むかは別として、明日は我が身だよなぁ』とか『こんな人達のための駆け込み寺みたいな場所作ってあげて』などの意見が多くの支持を得ていました。容疑者に同情する声も多かったですね。


 先日の裏バイトの話もそうですけど、仕事先があればこう言う事にはならない訳です。治安を良くするためにも、そう言う救済の道があって欲しいところですね。

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