放し飼いにしていたばっかりに……

 ぐーてんもるげん。今日(※執筆時)の地元はいい感じに晴れちょるぜよ。室温は執筆時で23.5℃。冬の服装では暑いぞな。田舎はのんびりしとるのう。

 今回は特に前置きのネタもないんで、とっとと済ませるきに。


 ではまずコビッド関連の話題から。WHOのテドロス・アダノム事務局長は記者会見で若者に対して無駄に動き回らないように注意したり、大阪府知事が兵庫との往来自粛の件について兵庫との事前調整なしに府知事の独自判断で決めた事を発表したり、国内の感染者が1000人を超えた事が分かったり、上野公園では宴会をしない花見で多くの人が桜を楽しんだりと、感染者の伸びはゆっくりになったものの、感染者は増え続けていると言う事で、まだまだ予断を許さない状況のようです。

 

 さて、昨日は、観光客離れで高級食材が軒並み売れ残ったり値崩れを起こしたりして業界の人々が困っていたり、静岡の漁港で昼間に車が海に転落して乗っていた男女3人が亡くなってしまったり、東京で酒に酔って10トンダンプカーを運転して原付バイクを後方から撥ねてバイクの運転手を殺したダンプの運転手が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、大型犬を放し飼いにしていたばっかりに起こってしまった不幸な事故の話題です。事前にこう言う危険性を知っていればこんな事には……。


 3月20日(※執筆時)の午後5時35分頃、富山市上大久保の住宅の敷地内で、この家に住む生後11カ月の中村仁ちゃんが飼っていた大型犬のグレートデン2頭に全身をかまれました。

 仁ちゃんは病院に搬送されたのですが、約2時間後に頭部骨折による出血性ショックで死亡したのだそうです。この時に犬を取り押さえようとした50代の祖父も両足に打撲の怪我をしたのだとか。


 富山県警富山南署によると、2頭はいずれも体長約120センチ、体重約80キロの雄。庭に柵(高さ約180センチ)を設けて放し飼いにしていたのだそうです。

 祖父が仁ちゃんを抱いて餌用の皿を取りに庭に出たところ、仁ちゃんが突然襲われたのだとか。


 これは本当に不幸な事故ですよね。大型犬はこう言う事があるから怖いところです。こう言う犬を飼っている場合、赤ちゃんや子供が小さい時は放し飼いは危険でしょう。犬の習性をもっと知っていればこの事件を防げたと思うと、何ともいたたまれません。本当に残念な話です。


 この件では、怪我をしたおじいちゃんが一番後悔しているところでしょうね。両親もこれからどうしたらいいのか……。犬も習性故に動いてしまったとは言え、きっと処分されちゃうのでしょう。軽い怪我くらいだったならまだしも、殺してしまったのですからね。取り返しのつかない事をしてしてしまいましたから……。

 本当に、気持ちの持っていきようのない事件ではないかと思います。


 この記事に対するコメントでは『犬の飼い主はよく「うちの子は絶対に噛まないから」とか言うけど、根拠もないし犬を視るだけでも怖がる人もいるんだが。そんな独りよがりな考えはやはり考え直した方が良いと思う』とか『この犬種に4歳の時に押し倒され首を噛まれそうになってからトラウマで犬が恐くなり、散歩してる小型犬でさえ恐怖の対象です。飼い主の皆様、せめてリードは短くしてください』とか『前にも八王子でゴールデンレトリーバーに噛み殺された赤ちゃんいたよね。過去の他人の失敗を己に刻んでおく事って大事ね……』などの意見が多くの支持を得ていました。私も大型犬はやっぱり怖いですね。しっかり躾けられていたとしても……。


 大型犬を飼う時はこの手の事例をしっかり頭に入れておいて欲しいと思います。今後、同じような不幸な事件が発生しませんように。

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