スーパーカーを渡すと言ったな……アレは嘘だ……

 今日(※執筆時)の地元はきらーんと晴れております。室温は執筆時で15.5℃。ぬっくぬくです。だので、お布団さんを干しましたヨ。これで今夜の安眠も確約済みですゼ。

 地元はそんな感じなのですが、今日の日本は地域差が結構あるみたいですね。関東ではかなり冷えているようです。寒い地域の皆さん、どうか体調を崩されませんように。特に受験生の皆さん、体調は万全にね。


 昨日割と話題になったニュースに、地質の時代名にチバニアンが認定されたと言うのがありました。地球の歴史を117に分けた地質時代に、日本の地名が付くのは初めての事なのだそうです。これはおめでたいですね。

 科学的にはおめでたいのですが、専門家以外の人が見てもただの地層ですから、これを観光名所にするのはちょっと厳しいかなと言う気がします。ブームが加熱している間は人もたくさん来るかとは思いますが(汗)。地元の人は経済効果をあまり期待しすぎないようにして欲しいものです。


 さて、昨日は、ゼクシィの保険ショップが広告に嘘の内容を記載していると新聞社に突っ込まれてそれを認め、ホームページの該当記事を修正したり、厚生労働省が自殺者数が10年連続で減少していて2019年には1万9959人だった事を発表したり、生きた化石とも呼ばれる深海ザメ「ラブカ」が熊野灘で捕獲され、16日に串本海中公園水族館に引き取られて館内の水槽で展示されていたものの、17日午前11時半頃に死んだ事が確認されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、テレビのバラエティ番組で不都合な事態が発生したと言う話題です。これは番組の企画が立ち上がった時点から、既にまずかったのではないでしょうかね。


 昨年(※執筆時)MXテレビが放送したバラエティー番組で、優勝決定から約1年を経ても賞品を渡していない事が分かりました。優勝者の男性は番組に参加するため約150万円を支払っており、「放送局なので信頼していたが、まさかこんな事になるとはショックです」と話しているそうです。MXテレビは番組の企画・制作は外部とした上で、「現在、事実関係を確認中」とコメントしています。


 番組は、昨年1~3月に放送された「欲望の塊」。ホストクラブ勤務の男性を集めて、参加者が相撲やクイズ、ババ抜きなどで競い、優勝すると「2千万円相当の超高級スーパーカー」がもらえると言う内容。番組を企画した会社の責任者によると、出演者から「宣伝費」などとして参加費を集め、その金をスーパーカーの購入や番組制作に充てていたのだとか。


 責任者は、スーパーカーのランボルギーニを売りにして参加者を集めた事や、賞品を渡していない事を認めた上で、「優勝者の希望に沿って換金したいと車屋に伝え、預けたままにしている。車屋に催促しているが、答えがあやふやなままになっている」とコメントしています。


 優勝した男性は「優勝した後、管理費がかかるため、換金して受け取る約束をした。放送後、番組側に何度催促しても賞品の提供がされず、昨年末からは関係者と連絡が取れなくなった」と主張。「優勝すればランボルギーニが受け取れると聞き、150万円と言う高い金を払った」と話しています。


 これは酷い話ですねぇ。いくら制作会社がやらかしたとは言え、放送したのはMXなのですから、その責任はあると思います。それにしても参加費150万円って……。この人は優勝したので今後この話に蹴りがつけば儲かりますけど、一回戦で敗退した人は150万円丸損じゃないですか……こっちの方が酷い話だなぁ。


 ランボルギーニくれるのはいいっすけどぉ、俺、そんな管理とか出来ないんで、そっちで換金してその金を俺にくんね? って言う約束を受け入れる方も受け入れる方な気がしますけどね。最初からそうしてもいいって言う条件があったのかもですが。

 こんな結果になるならまずは車を受け取って、ホスト本人がそれを売った方が良かったですね。

 大体、企画会社もいくら雲行きが怪しくなったからって連絡が取れなくなったのはまずいですよ! 信用ガタ落ちですよ!


 この記事についてコメントでは『完全に詐欺の手口』とか、『これは怒っていい。契約と約束を守らないのは外道の所業』とか、『視聴者を馬鹿にした事をやっちゃダメ』と言うコメントが多くの支持を得ていましたね。私もそう思います。誠意は大事ですよ誠意は。


 MXはキー局じゃない事をして独自性を出したかったのかも知れませんけど、それで信頼まで失っちゃあね……。日本は信用で商売が成り立つ国です。どうかしっかりこの問題に向き合って優勝者の望みを叶え、その上で今後は無茶な企画は通さないようにして欲しいものですね。

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