妹よ、私が助けてあげるから安心しな!

 今日(※執筆時)の地元は曇っております。なので執筆時の室温は13℃。昨日よりは暖かいですけど、やっぱり冬らしい気温ですね。1月の17日ですもん、寒さも本番です、そうでなくては。皆さんのお住いの地域も寒いですか? どうか体調を崩されないようにしてくださいね。


 今の時期にスーパーとかに行くと見かけるのが節分のお豆さん。もうそんな時期なんですねぇ。と言う訳で、遅くなりましたけど、また節分テーマの自主企画を立ち上げようと、その企画用に節分短編を書き始めました。去年書いた節分短編の出来が良くて、今書いているの無理矢理感マシマシなのですが、頑張って書き上げたいと思います。


 さて、昨日一番世間を騒がせたのは中国で発生している新型の肺炎が日本にも! って話題でしたね。幸い、もう患者さんは退院しているそうで重い症状ではなかったそうですけど、これを報道したニュースで使われた言葉、『濃厚接触』に一部の人達がざわついていました。いかがわしい想像をする人が出てもおかしくないワードですからねぇ。実際は至近距離で長い時間一緒にいる、程度の意味だったりするので『濃厚』って言葉はいらんとワシは思ったヨ。


 で、それ以外では、長崎の多良岳山頂近くにある金泉寺山小屋で冬眠中のニホンヤマネが見つかって話題になっていたり、神奈川の民家の庭から戦時中の戦闘機『雷電』の胴体部品が発見されて市に寄贈される事となったり、逮捕されてから留置場に入るまでの間に容疑者に食事を与えなかったのは違法だと訴えた裁判で東京高裁が東京都に約1万円の賠償を命じたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、謎の多かった行方不明事件の顛末の話題です。真相が明らかになってみれば、これは少し特殊な家出だっただけって言うね。


 1月16日(※執筆時)、1月9日に奈良県葛城市の病院からいなくなって、行方不明になっていた同県内の高校1年の女子生徒(16)が東大阪市内で保護され、県警は同日、女子生徒を車に乗せて連れ去った生徒の姉を含む男女3人を未成年者誘拐容疑で逮捕しました。生徒に怪我などはなく、県警は詳しい経緯を調べています。


 逮捕されたのは、生徒の姉で東大阪市南上小阪、無職、児玉衣里(21)▽同、無職、石川恋(24)▽和歌山市永山、アルバイト、林徹(30)――の3容疑者。

 逮捕容疑は9日午前9時45分~同10時10分頃、葛城市内の病院近くからレンタカーで生徒を連れ去ったと言うもの。県警によると、3人とも容疑を認めているそうです。


 16日の午前9時40分頃、林容疑者から県警高田署に生徒を「保護している」と通報があり、捜査員が東大阪の児玉容疑者らの住居で生徒を保護。

 生徒は1人で病院を出た後、電話で姉の児玉容疑者らに連絡を取ったとみられ、「今の生活が嫌だった」と言う趣旨の話をしているのだとか。


 良かった。女子生徒が無事で。この行方不明事件が発表された当時はネット探偵団の皆さんが好き勝手な推理をしていて、本人が読んだら中々に地獄絵図なコメントが蔓延しておりました。それらの推理が全て見事に外れて何よりです。


 終わってみればただの家出オチ。女子生徒が姉に電話して姉が気を利かせただけでした。これ、逮捕されたとは言え、そんな重い罪にはならないんじゃないかな。警察の皆さんもお疲れ様でした。

 ただ、女子生徒が逃げ出したいと姉に助けを求めるほどですから、今度はそっち方面の心配をした方がいいかも知れません。家庭環境が良好なら、姉が親に連絡をしないのも変ですし。


 この記事についたコメントでは、『姉の所に家出しただけで逮捕だなんて理解不能』とか『家庭内の問題じゃないか』とか『誘拐とか連れさりとは違う気がする』と言う内容のコメントが多くの支持を得ていました。そりゃそうです。私も逮捕はおかしいと思いますもん。警察を動かしちゃったのだから仕方なく、だとは思うのですけど……。


 今後、この女子生徒がまた家で嫌な思いをしないようにと願います。そうしたら、今度こそ見ず知らずの人を頼りに家出をしちゃうかもですから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る