スキマニュース日記

おせちがない！

　今日(※執筆時)の地元はまろーんと晴れております。まろーん。今朝は録画していた京アニのバジャのスタジオを見たのですけど、いい作品でした。ツイッターでサーチすると多くのお子様が夢中になって見ていたのだそうです。制作した京アニスタッフも嬉しいでしょうね。あの事件がなければもっと……いや、今はその話は止めておきましょう。

　執筆時の室温は１９℃。ぬっくぬくです。そんな穏やかなお正月最後の三日目、多くの人はのんびりお餅とか食べているのではないでしょうか。お正月、お餅とくれば連想するのはやはり喉につまらせ事件。

　やはり今年もそれはあったようで、１月２日(※執筆時)、都内で餅を喉に詰まらせた高齢の男女３人が意識不明の重体になり、その内少なくとも１人が死亡してしまったのだとか。

　昔はもっと詰まらせた御老体の人数が多く報道されていた気がするので、段々減ってはきているのかな、と言う気がします。いつか死亡者ゼロの日が来ますようにと願ってやみません。対策の立てようはありますし、不可能ではないのではないかな。

　さて、昨日は、フランシスコ教皇が１２月３１日夜にバチカンのサンピエトロ広場に来ていた女性の手を叩くハプニングに対して謝罪をしていたり、ゴーン被告が海外逃亡した事件でトルコ政府はそれに関わった可能性がある７人をイスタンブールで拘束したと発表したり、栃木の琴平神社で初詣をしていた男性が参道の階段の１００段目付近から転落して亡くなったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、ふるさと納税の返礼品が間に合わなかったと言う話題です。連絡、もっと早くに出来なかったものでしょうかねぇ……。

　１月１日(※執筆時)、茨城県筑西市はふるさと納税の返礼品であるおせちセットの一部、３５７セットを昨年末までに寄付者に届ける事が出来なかったと発表しました。

　市内の受注業者「小野瀬水産」の生産が間に合わなかったためで、市は寄付金の返金や、別の返礼品の発送などの対応を検討しているのだそうです。

　市企画課や同社によると、ふるさと納税でおせち６種約２千セットを受注したのですが、その中の３５７セットの生産が間に合わず、１２月３０日から３１日の配達予定日に配達出来なかったのだとか。３１日の午後以降に寄付者から「返礼品が届かない」と問い合わせが相次ぎ、問題が発覚したそうです。

　届かなかった返礼品は寄付額５万円と９万円で、３段重のグレードの高いものばかりだったのだとか。

　同社のおせち受注数は全部で例年より約２～３割増で、ふるさと納税向けの受注も昨年より４～５倍に増えていたのだそうです。

　同社の担当者は「例年通りの手順で生産可能と判断していたが、間に合わなかった。大手スーパーやネット注文のおせちなどで発送の遅れが出ている。年に１度の晴れの日に大変申し訳ない事をした」と釈明しています。

　同社のおせちは２０１６年度から返礼品として使用していましたが、こうしたトラブルは初めて。市の担当者は「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話しています。

　楽しみにしていたおせちが届かない、これはかなりショッキングな事でしょう。お正月は何もしなくていいと思っていた所にコレですからねぇ。間に合いそうにないと分かった時点でちゃんと連絡するべきでした。そうすれば別の手段も考えられたと思うのですが……。

　届かなかったお宅、お金持ちのところが多そうですし、何とか別の手段で間に合わせたのでしょうか。

　おせちで事件と言えば、過去にも色々ありました。注文して届いたのがすごくしょぼいものだったり……。それらに比べたら、単純に間に合わなかっただけと言うのはまだマシだったのかも知れません。人気があって忙しすぎたのですから、質は良かったと言う事なのでしょうし。

　この件での教訓は、予定通りに行かなかった時はすぐに連絡。社会人になった時にまず叩き込まれる報・連・相の徹底でしょうか。多分ギリギリまで作業をしていたとは思いますけど、間に合わないって言うのはどこかの段階で分かるはず。その時点でちゃんとクライアントに連絡して対応を相談しないと。

　問い合わせが来て初めてお役所が把握って……基本が出来てないじゃないですか。

　この記事についたネットコメントでは確実に生産出来るセット数を設定すべきだったと言うもの、早くに連絡しなくちゃダメじゃんと言うもの、そもそも返礼品におせちと言うのがおかしいと言うもの、元旦に間に合わないおせちじゃ意味がない……などの意見が多くの支持を得ていました。

　今回のトラブルからしっかり学んで、次からは同じトラブルにならないようにして欲しいものですね。報・連・相は大事。せめてそれだけでも改善して欲しいところです。