スキマニュース日記

２０１９年１２月

さーて、今日も薬を飲むだけの楽なバイトを……ああああああああー！

　しわっす！（この時期だけの特別な挨拶）ついにお師匠さんが走り回る季節に突入しましたね。色々あった２０１９年も、もう後一ヶ月足らず……早い、早いすぎるっ！　今年も風が吹き抜けていくように過ぎ去っていきますな……（遠い目）。今日(※執筆時)も地元はいいお天気です。室温は執筆時で１７.５℃。うん、いい感じ。

　１２月１日は１日で日曜なので、今日は１日映画館は激混みなのでしょうね。受付の前は大行列だったりしそうだなぁ。すみっコぐらし、満員になっていたりしていそう。

　昨日一番多くの人のコメントを集めたのは、ながら運転の反則金が３倍になると言うニュースでした。反則金だけでなく違反点数も大幅アップ、違反しただけでも３点で、事故に繋がるような悪質な場合は６点ですよ。反則金よりこっちが痛いって人も多いんじゃないでしょうか。免停になると困りますものね。悪質な違反だと、刑事罰の対象にもなっちゃいますし。

　これで、事故が少しでも減ってくれるといいですね。

　さて、昨日は、秋田で自動販売機の商品取り出し口に置いてあった缶ビールから農薬の成分が検出されたり、大阪の堺市の男性職員が通勤手当を不正に受給しただけでなく、病気休暇中に手相鑑定を行い収入を得るなどしたとして懲戒免職処分になったり、神奈川で高齢再雇用社員の６０代の男性郵便局員が郵便物３６１１通を配達せずに自宅などに隠していた事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、楽と言う事で競争倍率の高いバイトで発生した悲劇の話題です。やはり何事にもリスクがあると言う事ですね。お金を稼ぐって大変だなぁ……。

　１１月２９日(※執筆時)、厚生労働省は製薬大手エーザイの新薬の臨床試験（治験）に参加した、健康な２０代男性がてんかん発作を抑える治験薬をのんだ後に死亡したのは、薬の副作用による可能性が否定出来ないとの調査結果を発表しました。

　厚労省によると、男性は６月に安全性などを確認する第１段階の試験に参加。東京都内の病院に入院し、１０日間の間、治験薬を毎朝１回飲んだのだそうです。

　その後、３日間経過観察をしましたが、その時はめまいや眠気、吐き気のほかは異常は見られなかったのだとか。

　しかし、退院したその日に再び来院し、入院中に幻視や幻聴があったと訴えました。病院で診察した医師は、受け答えがはっきりしていた事などから経過観察としたそうです。

　ですが、その翌日に男性は電柱によじのぼり、そのまま飛び降りて死亡してしまったのだとか。

　この男性に精神科の通院歴はなく、健康状態は良好でした。販売されている類似の薬には自殺企図などの副作用がある事から、厚労省は「治験薬で類似の事象が発生する可能性は否定出来ない」と判断したようです。

　治験バイト、薬を飲んで寝ているだけでいいと言う、楽なバイトとして有名でしたけど、その影でこんなリスクがあるだなんて。うまい話には裏があるって本当なのですね……。

　治験まで来た薬はほぼほぼ安全と言う事になっていますけど、それでも何らかの危険があるかも知れないと言う事。その危険が事前に分かっただけでも意味のある事だったのでしょう。彼は尊い犠牲となったのです。合掌。

　そもそも健康な人に薬を飲んでもらうのですから、それ自体が体にとって負担が大きくなるものなのかも知れません。

　このニュースのコメント欄では、強めのアレルギー薬を飲んだら体が勝手に動き始めて、それを自覚しているのに止める事が出来なかったってコメントがあって、体に合わない時の薬の怖さを知りました。

　今回記事になった男性も同様に、自覚があるのに体の動きを止められず、電柱に登ってしまったのかも知れません。タミフルが騒ぎになった時の症状も思い出してしまいます。

　こうやって治験の人が効果をしっかり確かめる事で、やっと薬は認可されるのですね。そう考えると、大事に飲まなくてはいけないなと実感します。

　薬と言えば、市販の薬を大量に摂取すると麻薬と同じ症状になるものもあって、それが若者達の間で密かに流行っていたりすると言う記事も目にしました。昔の不良がシンナーを吸っていたみたいな感じなのですかねぇ……。

　薬は容量用法を守って、正しく使って欲しいものです。良い子は絶対真似しちゃダメですよっ。