嘘を嘘と見抜けない人がネットを使った結果……

 ひょー。いやはや、暑いっすね。執筆時の室温は33℃です。うん、耐えられない程ではないな……(感覚が麻痺)。今日(※執筆時)の地元は曇ったり晴れたりのようです。む、蒸し暑くてたまらん……ι(´Д`υ)アツィー


 最近の私はツイッターのアンケート機能に注目しております。書き手の皆さんに質問をして、それをネタに記事を書こうと目論んでおりますよ。現時点での質問数は95個。内容が被っているのもある気がしますが、気にしない方向で。


 最初のアンケートこそ期間を3日にしてしまいましたが、次からは一週間の期間を取ろうと思います。それでも回答者は10人も集まらない気がするなぁ。私のアカウント全然人気がないですからね。だからすごく偏ったアンケート結果になる予感w 

 それもまたネタとして美味しいですな、ガッハッハ。


 さて、昨日は、愛知で人気リズムゲームの太鼓の達人の太鼓面だけを盗む面パクと言う行為をしていた男2人が逮捕されたり、兵庫にある陸上自衛隊伊丹駐屯地で部内試験があり、そこで隊員がカンニングをしていたとして教官含む45名が停職3~7日の懲戒処分になったり、NHKの受信契約員の労働組合がNHKがスタッフの業績評価基準を変える際に団体交渉で差別を受けたとして救済を申し立てていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはネットで得た知識でドヤ顔をしていたら逮捕されてしまったと言う話題です。嘘を嘘と見抜けなかったばっかりに……。


 8月21日(※執筆時)、埼玉県警は同県蓮田市の県道で指定速度を38キロ超過して運転したとして、同県上尾市の会社員の男を道路交通法違反容疑で逮捕しました。

 男は容疑を認め「ネットで見つけた文書を警察に送れば捕まらないと思った」と供述しています。


 県警は持ち運び出来る可搬式の速度違反取り締まり装置を現場に設置し、速度超過を把握。再三出頭を求めましたが、男はインターネット上で流通している「(同装置の)取り締まりを逃れる事が出来る文書」を県警に郵送して出頭を拒否したため、逮捕に踏み切ったのだとか。


 逮捕容疑は4月5日の午前1時15分頃、蓮田市黒浜の指定速度40キロの県道で、78キロの速度で普通車を運転したと言うもの。

 県警は4~7月、電話や郵送で男に出頭を要請しましたが、男は「(当時は)第三者に車を貸していた。名前は明かせない。警察の要請には協力出来ない」と言う趣旨の上申書を県警に郵送していました。

 県警がどれだけ出頭要請しても「書面の通りです」と拒み続けていたのだとか。


 県警の担当者は「こうした書類で取り締まりを逃れる事は出来ない」とコメントしています。


 馬鹿だねぇ、本当に馬鹿だね。ネットに関する格言のひとつに、ひろゆき氏の『嘘を嘘と見抜けないとインターネットを使うのは難しい』と言うのがありますが、今回の件はまさにネットの情報を鵜呑みにした結果、発生してしまった悲劇ですよね。

 ネットde真実なんて言うのは、しっかりとした裏付けがあってこその話なんですよ。その人がそう言っているだけの場合はただの噂話と一緒、眉につばをしないと。


 個人で簡単に情報が発信出来るこの時代、巷で流れている情報は真実より嘘の方が多いくらいなのかも知れません。古物商の人が騙されながら真贋を見極める目を鍛えるように、ネットでの痛い授業料を払いながら人は情報の取捨選択の精度を上げていくのでしょうね。


 私だってデマに踊らされてばかりです。完全に騙されないと言うのは難しい。自分の出した情報が不確定なものである場合もあります。悪意もなくデマを拡散した事も。人間ですからミスはつきものです。

 そんな場合でも強く信じたい情報はしっかりと裏付けをとって、真偽があやふや状態のままでは信じないようにしたいものです、はい。

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